検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:96,716 hit

○22 ページ22

.








「…私でいいの?…」









泣き止むまでずっと優しく抱きしめてくれていた
みっくんの腕の中で私はそう聞いた。








「ん?」


「…私なんかでいいの?…」


「…お前がいいんだよ…」


「ほんとに?」


「ほんとに。」


「…ほんとにほんと?」


「ほんとにほんと。」


「だって…私…「何回聞くんだよ…!」









だってやっぱり信じられないもん。



2年間ずっと片想いしてた
みっくんと今こうやって両想いに
なれたなんて…やっぱり信じられない…。









「…ハンバーグ好きだよ?」


「はっ?」


「…マカロンとかケーキとかじゃないよ?」


「あっ…それか…笑」


「女子っぽくないよ?…」


「…んなの関係ねぇよ…」









ずっと不安そうな顔をしている
私に気づいたのかみっくんは…








「んな、不安そうな顔すんなよ…」


「……だって…」


「信じられない?…」


「うん…」







そんな私に…





「じゃあ信じさせてあげよっか?」


「…へっ?…」








.








そう言ってまた私の頬に手を当て









.









.









「…キス…していい?…」







至近距離でみっくんはそう言った。

○23(みっくんside)→←○21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (99 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
392人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なっつん | 作成日時:2019年4月20日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。