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「…私でいいの?…」
泣き止むまでずっと優しく抱きしめてくれていた
みっくんの腕の中で私はそう聞いた。
「ん?」
「…私なんかでいいの?…」
「…お前がいいんだよ…」
「ほんとに?」
「ほんとに。」
「…ほんとにほんと?」
「ほんとにほんと。」
「だって…私…「何回聞くんだよ…!」
だってやっぱり信じられないもん。
2年間ずっと片想いしてた
みっくんと今こうやって両想いに
なれたなんて…やっぱり信じられない…。
「…ハンバーグ好きだよ?」
「はっ?」
「…マカロンとかケーキとかじゃないよ?」
「あっ…それか…笑」
「女子っぽくないよ?…」
「…んなの関係ねぇよ…」
ずっと不安そうな顔をしている
私に気づいたのかみっくんは…
「んな、不安そうな顔すんなよ…」
「……だって…」
「信じられない?…」
「うん…」
そんな私に…
「じゃあ信じさせてあげよっか?」
「…へっ?…」
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そう言ってまた私の頬に手を当て
.
.
「…キス…していい?…」
至近距離でみっくんはそう言った。
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作者名:なっつん | 作成日時:2019年4月20日 15時