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何も答えない私に…
「図星か?」
さっきのイライラしていたみっくんが
だんだんといつものみっくんに戻ってきた。
それでも何も答えない私に…
「Aもやっと俺の有り難さが分かってきたか。」
みっくんはそう言って
私の頭を少し乱暴に撫でてきた。
.
.
「違うもん…」
う…どうしよ…また涙が溢れてくる…
「じゃあ何だよ…もしかしてマジで嫉妬してんのか?…………ってそんなことないよなごめんごめん笑」
「…」
「ほら、泣くな泣くな…あっ、帰りにAが好きなアイス買ってやろっか?」
完全に私のことをバカにしている
みっくんに我慢出来なくなった私は…
.
.
「…みっくんは…私のこと何とも思ってないの?…」
「…はっ?」
あきらかにはてなマークのみっくんに
今度はちゃんとみっくんの目を見ながら…
.
.
.
「…私は…みっくんが好きだよ…」
溢れてくる涙を必死に拭きながら私はそう言った。
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作者名:なっつん | 作成日時:2019年4月20日 15時