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○16 ページ16

何も答えない私に…









「図星か?」









さっきのイライラしていたみっくんが
だんだんといつものみっくんに戻ってきた。






それでも何も答えない私に…







「Aもやっと俺の有り難さが分かってきたか。」







みっくんはそう言って
私の頭を少し乱暴に撫でてきた。








.









.









「違うもん…」






う…どうしよ…また涙が溢れてくる…







「じゃあ何だよ…もしかしてマジで嫉妬してんのか?…………ってそんなことないよなごめんごめん笑」



「…」




「ほら、泣くな泣くな…あっ、帰りにAが好きなアイス買ってやろっか?」








完全に私のことをバカにしている
みっくんに我慢出来なくなった私は…








.








.









「…みっくんは…私のこと何とも思ってないの?…」


「…はっ?」









あきらかにはてなマークのみっくんに


今度はちゃんとみっくんの目を見ながら…








.









.









.









「…私は…みっくんが好きだよ…」








溢れてくる涙を必死に拭きながら私はそう言った。

○17(みっくんside)→←○15



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作者名:なっつん | 作成日時:2019年4月20日 15時

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