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○24 ページ24

次の日、教室に入ると







「おっはよ〜」








ゆうかが元気よく私の所へ来てくれた。






「おはよ〜」



ゆうか…もう聞いてほしい話が山ほどあるんだよ〜

そう心の中でゆうかに問いかけた。








.









「ね、修学旅行の班どうする??」






あ、そうだった…


私の高校は3年生になるとすぐに修学旅行がある。


そのため事前に自由行動する班を
決めなきゃいけない。


ホテルの部屋はもうゆうかとって決めてたけど
自由行動するときの班のメンバー決めを
完全に忘れていた私。









「うーん…どうし「あっ!北山くんおはよ!」









ゆうかが声をかけた方に振り向くと…






そこにはみっくんがいた。






みっくんは自分の席に着くと
振り向いている私に





「…はよ…」


そう言った。








「…お…はよ…」









わ…どうしよ…
昨日のこともあっていつもみたいに
みっくんのこと見れない。






そんな状況を察したのか



「あっれ〜2人何かあった?…」



そう言ったゆうかに…









「…あ〜俺ら付き合うことになった…」









ためらうことなく
みっくんは簡単にそう答えた。








「ちょ…ちょっと…みっくん…!」


「だってさ…隠すことないじゃん…」




まぁそうだけどさ…

こういう所もみっくんらしいななんて
思っていると…








.









「ちょっと〜A〜!おめでとう〜!」



そう言って私に抱きついてきたゆうか。


自分のことのように喜んでくれている
ゆうかに私はちょっぴり泣きそうになった。

○25→←○23(みっくんside)



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作者名:なっつん | 作成日時:2019年4月20日 15時

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