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○18(みっくんside) ページ18
.
「……。」
「……。」
どうすればいいんだよ…
何て言えばいいのかマジで分かんねぇ。
空き教室に入ったのはいいものの
Aに何て声をかければいいのか
全く何も出てこなかった。
いつもだったら普通に話せんのに…
.
.
この沈黙の中、喋りだしたのはAだった。
「…ご…ごめんね…こんなこと
いきなり言われても迷惑だよね…」
「…いや、そんなこと…」
やべ…
何も言葉が出てこねぇ。
「…ごめんね…勉強の邪魔しちゃって…
私帰るね…」
そう言ってAは空き教室を出ようとした。
待てよ…そうじゃねぇ。
俺だって…お前のこと…
.
.
気づくと俺は出ていこうとするAの腕を掴み、
無言で引き止めていた。
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作者名:なっつん | 作成日時:2019年4月20日 15時