貴方がそんな最低な人だと思わなかった。だから、私も貴方の最低な人になります２【おそ松さん】【浮気】

仮面を被った二人 ページ5

コツコツ

足音が聞こえて来た。

それと、話し声。

話の内容は聞こえないが、私たちの所に

近づいて来ている。

『カ、カラ松君…

とうとう…』

カ「そう…だな…

ちあき？怖いか？」

『え？』

カ「手が震えてる。」

気づかないうちに私の手は震えていた。

『本当だ…』

ギュッっとカラ松君が私の手を掴む。

カ「大丈夫。なにも心配はいらない。

俺が必ずちあきを守るから。

安心してくれ。」

『でも…』

カ「俺はいなくならないよ。約束する。」

『………約束だよ…………？』

カ「ああ。約束。」






コツコツ

足音が私達の部屋の前で止まった。

そして、

コンコン

ドアを叩く音がした。

カ「はい。どうぞ。」

カラ松君が返事をすると、

仮面を被った二人が入って来た。

一人はウサギの仮面。

もう一人は………あれは………ネズミ？

？「あら。二人とも一緒にいたんだ〜

なんかウケるwww」

ネズミの様な仮面をつけた人が喋る。

？「いやいやいや、ウケないから。」

ウサギの仮面をつけた人がすかさずツッコミを入れた。

カ「……あの……貴方達は……？」

？「うちら？

気づいてないのかな？

貴方達を誘拐した人。それがうちら。

あれー？トト子から聞いてないのかなー？」

は、はっきり言った……

私達を誘拐したって……

？「いやーでも久しぶりだな〜

君達を見るのは！

やっぱり、ちあきはいつ見ても可愛い〜」

ネズミの仮面をつけた人が私に触れた。

『いや！やめて！』

？「あれー？どうしたのー？

いつもなら触らせてくれるのに〜

酷いなー」

そして、耳元で

？「怖がってても可愛い。

さすがうちらのちあき♡」

正直キモかった。









ネズミが私から離れた時、嗅いだことのある匂いがした。

やっぱり……→←トト子ちゃん以外の二人

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