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別れ際、「それじゃあ、」と言って別れようとすると、蜜璃ちゃんがしのぶちゃんと私を抱きしめた。
「あのね、今日すごく楽しかったの…2人とも距離が縮められて、ほんとに…だから、2人さえ良ければ、また、一緒に甘味処行ってもいいかしら?」
「もちろんですよ。
私も、とっても楽しかったですから。
また行きましょう?ね、Aちゃん?」
「あ…」
頷けない。
私に今度は無いのだから。でも、
「ええ、また」
嘘を、ついた。
悲しくて、優しい嘘。
「私も、久しぶりに2人と会えて楽しかったよ」
私はこの一週間、あと何度嘘をつかねばならないのだろう。
でもね、信じて欲しい。
「2人のこと、大好きだから!」
この言葉だけは。
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なーな - 初見です! 完結お疲れ様でした!めちゃくちゃおもしろかったし感動で涙でしたっっっ!!! 素敵な小説をありがとうございました! (2021年11月30日 15時) (レス) @page45 id: 03957af64f (このIDを非表示/違反報告)
もちゃ - 泣いちゃったw (2021年1月25日 0時) (レス) id: b4bfec10e3 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 号泣しすぎて...う"う"う" (2021年1月20日 22時) (レス) id: 676d0f88d2 (このIDを非表示/違反報告)
さけふろ - 感動です! (2021年1月11日 15時) (レス) id: c7bf1c88de (このIDを非表示/違反報告)
夢鸞 - 号泣です。素晴らしいお話、ありがとうございました。 (2020年11月29日 12時) (レス) id: 640116ca2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハナ | 作成日時:2019年9月30日 13時