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＿＿＿＿ごめんなさい、先輩。
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誰もいない静かな駅のホームに
小瀧くんの小さな声が木霊した。
公園からここまでの間、私達は一言も話さなかった。
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誰も乗っていない電車の中。
数メートル先にいる小瀧くん。
手を伸ばしても、届かない。
でも、今なら走れば触れることが出来る。
そんなことする権利すら、私にはないけれど。
彼に繋がれていた右手が
なんだか寂しくて寒かった。
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どうして謝るの。
小瀧くんは何も悪くないじゃない。
悪いのは全部私だよ。
言いたいことは山程あったが
どれも口に出せないまま。
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静かな音を立てて電車のドアが閉まった。
手を伸ばしても
指先が透明のガラスに触れるだけ。
小瀧くんに届くことはない。
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あれ、なんでだろう。
視界が揺らぐ。
目頭が熱い。
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私、いつからこんなに泣き虫になっちゃったんだろう。
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初(プロフ) - カジャさん» ありがとうございます！長くなりそうですが更新早くできるように頑張ります！ (2016年12月29日 18時) (
レス) id: 96a74a2a13 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - 更新頑張ってください。完結したら読みに行かせていただきます！ (2016年12月29日 11時) (レス) id: 59f95dacc4 (このIDを非表示/違反報告)
初(プロフ) - 小柚さん» ゆったん！ありがとう！（笑）頑張るね！ (2016年12月16日 18時) (レス) id: 96a74a2a13 (このIDを非表示/違反報告)
小柚(プロフ) - 展開楽しみ！！あ、ゆったんです（笑）更新頑張ってね！！ (2016年12月16日 17時) (レス) id: 8edbdd9245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：初 x他1人 | 作成日時：2016年12月16日 16時
