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どうして君は、いつも。
こうして私の心を奪っていく。
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狡い。狡いよ。
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好きにさせるだけしておいて。
期待させるだけしておいて。
どうせまた
要らなくなったら放り出すんでしょう。
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君が好きなのは、どうせ……。
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「 先輩、大丈夫、ですか？ 」
「 …大丈夫、大丈夫だよ 」
「 嘘、じゃあ 」
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なんで、泣いてるんですか。
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小瀧くんの温かい指先が私の目尻を撫でる。
彼の目はしっかりと私を見据えて離さない。
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なんで私は
小瀧くんのような人を好きになれなかったんだろう。
優しくて、誠実で、明るくて、面白くて。
悪いところなんて殆ど見付からない。
そんな彼が、私を好きだと言ってくれている。
こんなに、恵まれたことがあるものか。
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なのに、私は、私は。
自分を追い込めば追い込む程。
重岡くんを好きだと思ってしまえばしまう程。
今すぐにでも消えてしまいたい
そんな罪悪感でいっぱいだった。
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＊＊
あけましておめでとうございます！
今年もよろしくお願いします。
これからも、コメントや評価待ってます！
初
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初(プロフ) - カジャさん» ありがとうございます！長くなりそうですが更新早くできるように頑張ります！ (2016年12月29日 18時) (
レス) id: 96a74a2a13 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - 更新頑張ってください。完結したら読みに行かせていただきます！ (2016年12月29日 11時) (レス) id: 59f95dacc4 (このIDを非表示/違反報告)
初(プロフ) - 小柚さん» ゆったん！ありがとう！（笑）頑張るね！ (2016年12月16日 18時) (レス) id: 96a74a2a13 (このIDを非表示/違反報告)
小柚(プロフ) - 展開楽しみ！！あ、ゆったんです（笑）更新頑張ってね！！ (2016年12月16日 17時) (レス) id: 8edbdd9245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：初 x他1人 | 作成日時：2016年12月16日 16時
