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＿＿＿小説はいつ頃から書き始めたんですか？
「 高校の時から文章を書くことに興味はあったんですが、実際に小説を書いたのは今回の作品が初めてです 」
＿＿＿じゃあ、話は逸れますが好きな女性のタイプは？
「 好きな女性……そうですね、余り飾らない人ですかね、あと、僕は自分に興味を持ってくれない人を好きになってしまいがちです 」
＿＿＿今の話し方ですと……近くにそういう女性がいらっしゃるんですか？
「 うーん……ノーコメントで、ご想像にお任せします 」
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綺麗な女性インタビュアーが
中間さんに次々と質問を投げかけていく。
小説に関するものから
中間さん自身に関することまで幅広く。
私は、雑誌編集者の方との打ち合わせや細かい内容の訂正などに徹していた。
小瀧くん、私の家わかったかな……。
原稿はたぶん玄関に置いたままだから
すぐわかると思うんだけど。
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「 お疲れ様でした 」
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取材が終わると
すぐ会社に戻り連載ページの打ち合わせを始めた。
小さく区切られたスペースに小さな白い椅子とテーブルが置かれている。
そこに中間さんと向かい合うようにして座る。
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「 俺、あういうインタビューみたいなん苦手やわ 」
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私と２人になった途端
不機嫌さを露わにする中間さん。
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「 お疲れ様です 」
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私以上に相当忙しいだもん、大変だよね。
敬意も込め、中間さんに笑顔を向ける。
それにつられてか、中間さんも一緒に笑う。
と、そこで中間さんが私の異変に気づいた。
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「 …あれ、Aさん原稿は？ 」
「 あ、いや、その… 」
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痛いところを突かれ、明らかに動揺する私。
小瀧くん……大丈夫かな。
もう着いててもおかしくない時間なのに。
と、私と中間さんを挟むテーブルの上にバンっと音を立てて原稿が現れた。
いや、正確には誰かの手によって置かれた。
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「 せーんぱーい！はいっ、セーフ！ 」
「 小瀧くん！ 」
「 もう〜、先輩の家駅から遠いから〜迷っちゃいましたよ〜 」
「 本当にごめん、ありがとう！ 」
「 いえいえです、お礼楽しみにしてますね 」
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迷った、と言いながらも
ニコニコといつもの笑顔を絶やさない小瀧くん。
ナイスタイミングで原稿を届けてくれた彼に心から感謝し、中間さんとの打ち合わせを再開した。
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初(プロフ) - カジャさん» ありがとうございます！長くなりそうですが更新早くできるように頑張ります！ (2016年12月29日 18時) (
レス) id: 96a74a2a13 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - 更新頑張ってください。完結したら読みに行かせていただきます！ (2016年12月29日 11時) (レス) id: 59f95dacc4 (このIDを非表示/違反報告)
初(プロフ) - 小柚さん» ゆったん！ありがとう！（笑）頑張るね！ (2016年12月16日 18時) (レス) id: 96a74a2a13 (このIDを非表示/違反報告)
小柚(プロフ) - 展開楽しみ！！あ、ゆったんです（笑）更新頑張ってね！！ (2016年12月16日 17時) (レス) id: 8edbdd9245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：初 x他1人 | 作成日時：2016年12月16日 16時
