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失敗した。
普段、仕事でミスをするなんて滅多にないのに。
中間さんの週刊誌の連載ページの原稿を
家に置いてきてしまった。
この後の、中間さんとの打ち合わせには絶対に必要なものだ。
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中間さんはしばらくテレビ出演の仕事が入っていて今日くらいしか打ち合わせの時間は取れない。
その上、今から女性向け雑誌と中間さんの対談にも同行しなければいけない。
会社から私の家の最寄り駅まで3駅。
そこから走っても家から駅まで往復20分。
電車の時間も考慮して
間にあわないことは明らかだった。
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「 どうしよう…… 」
「 せーんぱい、どうしたんすか？暗い顔して 」
「 あ、小瀧くん……いや、実はさ… 」
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会社の廊下で立ち往生していると
珍しく資料を片手に佇む小瀧くんに声をかけられた。
不思議そうに高い背を屈め、私の顔を覗き込む。
ある程度の事情を説明すると
小瀧くんは大きく眉をひそめた。
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「 あちゃ〜、それはやっちゃいましたね 」
「 本当に、どうしよう…… 」
「 あ、もしあれやったら俺、取りに行きましょうか？ 」
「 えっ、いいの？ 」
「 はい！場所教えて貰えれば行きますよ！ 」
「 本当に？助かる！ありがとう！ 」
「 お安い御用っす！お礼は弾んでくださいね〜！ 」
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小瀧くんに家の鍵と簡単な地図を預け
私は時間の迫った次の仕事へと向かった。
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初(プロフ) - カジャさん» ありがとうございます！長くなりそうですが更新早くできるように頑張ります！ (2016年12月29日 18時) (
レス) id: 96a74a2a13 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - 更新頑張ってください。完結したら読みに行かせていただきます！ (2016年12月29日 11時) (レス) id: 59f95dacc4 (このIDを非表示/違反報告)
初(プロフ) - 小柚さん» ゆったん！ありがとう！（笑）頑張るね！ (2016年12月16日 18時) (レス) id: 96a74a2a13 (このIDを非表示/違反報告)
小柚(プロフ) - 展開楽しみ！！あ、ゆったんです（笑）更新頑張ってね！！ (2016年12月16日 17時) (レス) id: 8edbdd9245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：初 x他1人 | 作成日時：2016年12月16日 16時
