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「……緑谷、爆豪、轟。」
私は戦闘態勢をとりながら、
3人に背中を向けたまま話しかける。
「…Mr.を、
助けてくれない？」
「まさか……」
「………藍上、1人で戦うつもりか…？」
「うん、」
「…てめェ1人で倒せるんか、
…あいつのスピード、みただろ、」
「だから、だよ。
この中でいちばん、私速いと思う。
でしょ？」
「それは…」
「でもさすがに1人なんて…」
「私が潰したいのはあなただけよ。
藍上A。
他は興味ないわ？」
そう、
背筋が凍るような笑みで
私に向かって笑いかけてくる。
「……お願い、3人とも。」
私が力強くそう言うと、
「…わかった。」
「……無理するなよ、」
「…あんなザコに負けたらブッ殺す、」
3人とも、そう言ってくれた。
「………管理室は最上階の突き当たり。
きっとMr.は、そこにいる。
………………頼んだよ、」
私はそれだけ言って、
3人を鏡の中に入れ込み、
敵の向こう側になげた。
「…任せた、」
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タッタッタッ
階段を駆け上がる音だけが、
不気味に響く。
「オリャー！」
「、」
次々に現れてくる手下たちを倒しながら、
僕達はMr.Washingtonのいるであろう
管理室へ走り続けていた。
「藍上さん大丈夫かな……」
「…てめェ他人の心配してる場合じゃねェだろ、」
「藍上なら大丈夫だ、」
「…どっからその自信出てくるんだよおめェは。」
「…みただろ、あいつの顔。」
…藍上さん、
確実に強くなってた。
確かに雄英にいたときも、
戦いのセンスは抜群だった。
でも、Hero School留学してから、
更に実力が上がっていた。
格段に。
だからきっと…
……ううん、絶対、
あいつに勝ってくれる。
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夢桜(プロフ) - とても感動しました…！！夢主さんは友達に恵まれていますね！！ (2019年8月22日 9時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ | 作成日時：2019年8月17日 12時
