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まあ、よく考えたらいつも熱くて馬鹿みたいに明るい人間
アイツと付き合ったことも無いし、今もそんな関係って感じがしない
家族感の方が強い
少しムズっとはしたけど、よく考えると別に気にすることでもないのかも
｢夕は馬鹿ですからね｣
そう言うと頬に痛みが走る
西｢何？｣
…あれ…いつの間に。
気付いたら近くにいたみたい
夕は私の両頬をつねっている
西｢何の話だ！｣
隣にいた烏養さんはまたため息をついて、軽く笑っていた
烏｢お前らに彼氏彼女の文字は合わないもんな｣
…やっぱり……？
思わず二人して体が一瞬固まる
西｢……お前、顔赤いぞ｣
｢…なっ……アンタも…｣
夕の顔もほんのり赤い
お互い動揺してるみたい
私達が動揺してるのは、たぶん、あのやり取りを見られていた
あるいは聞いていた
という事が恥ずかしくなっているだけであって、実は付き合ってるって事は別になんとも思っていない
そして私自身何回も思う
付き合ってるって言葉が違和感
こんなもんなのか…？
夕が手を離すと、次は後ろから抱き着かれる
菅｢A〜、大地が虐めてくる〜｣
夕は目の前で驚いたようにその光景を見ている
………？
…A？
"鈴谷"って呼んでいたのに…
澤｢…っ！コラ！スガ！
西谷、ごめんな…｣
すると夕は首を傾げた
西｢何がっすか？｣
すると部長さんは少し気まずそうに頭をかいて私をチラチラ見ていた
…？
夕は何か察したのか大きく笑顔を見せた
西｢別に何とも思わないんで大丈夫です！
Aは俺から離れません！｣
……っ…！！！！
何を…！
西｢そして、俺もAから離れませんから！｣
菅原さんは抱きついたまま私の頬をつつき始めた
菅｢赤いんですけど〜。聞いてないんですけど〜。｣
自分でもわかるくらいに体が燃えるように暑い
烏養さんも部長さんも笑っていた
日向と田中先輩はなんか感動してるみたいだった
菅｢泣かせたら怒る｣
何も言ってないのに、その場にいた全員が私達を恋人だと認識した
西｢泣かせません！守ります！｣
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PUPU(プロフ) - えるるるるさん» 数々の素敵なお言葉(T_T)そんな大層なものではございません…ですが、貴方にこれだけ響いたなら書いてよかったなと思います(T_T)こちらこそ読んでくださりありがとうございます！！！ (2022年5月2日 14時) (
レス) id: 9f3805026a (このIDを非表示/違反報告)
えるるるる(プロフ) - 過去の名作からここまで辿り着きました。大好きです。ここだけの、特別な、凄い小説だと思いました。まさしく名作。称賛しかない。出会わせてくれてありがとう (2022年4月18日 23時) (レス) @page1 id: 80c508f955 (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - りりさん» そのようなお言葉を頂き震えが止まりません…！！そのように深くまで読んでいただきありがとうございます(泣)次回のお話もそう言って貰えるよう頑張ります…！ (2021年1月1日 17時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - オチが西谷なのわかっていても、途中から影山なのでは無いかと思うくらいオチがわからなかったです、でもそう思えたのも初めてでした。だからこそ読んでて楽しかったです！また機会があればノヤの作品また書いてください！笑笑 (2020年12月31日 10時) (レス) id: 64ded97faf (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 自分でも占ツク史上初と言っていいほど見入ってしまいました。本にあるような本を読んでいるような気持ちになり、ここまで熱中して読んだのは、初めてでした！ノヤが推しなのでこの作品は最高でした！ (2020年12月31日 10時) (レス) id: 64ded97faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2019年2月11日 13時
