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何も答えない研磨くんに翔は不安になったのか、一度私の方を向いた
………
…研磨くん…
どう反応したらいいか分かんないんだね…
すると翔は研磨くんの手を掴んでギュッと握りしめた
翔｢ごめんね｣
研磨くんはかなり戸惑っているけど、小さく頷いていた
翔｢痛い？｣
孤｢…痛くない｣
目を逸らしてはいるけどちゃんと返事が返ってきたからか、翔は嬉しそうに笑っていた
なんて可愛い子なんだろう。
そのまま研磨くんの隣に座り込むもんだから、研磨くんはどこか気まずそう
…さてと。
私もそろそろ手伝いに行こう
私はみんなが食べ終わったお皿を台所へ運んだ
すると他のみんなもゾロゾロとお手伝いしに来てくれて、台所が大渋滞。
『いい子達ねぇ』
おばさんは終始嬉しそうだった
私はお皿を洗う係、夜久くんはお皿を拭く係、リエーフくんはお皿を片付ける係
役割が自然と決まって、スムーズに片付けが終わった
.
片付け終わって戻ると、みんな眠そうに欠伸をしていた
｢おばさん、ありがとう
凄い美味しかったよ｣
そう声をかけて私達は玄関へ向かった
黒｢めっちゃ美味しかったです
ご馳走様でした｣
最後にちゃんとそう伝えていた黒尾くん
もちろんみんなもお礼を伝えていたけど、その時のおばさんは特に嬉しそうに見えた
外に出ると、もう外は真っ暗だった
｢みんなごめんね。帰るの遅くなっちゃって…｣
私がそう言うとみんな首を横に振った
…本当にいい人たちだなぁ
なんて思っていると、黒尾くんと手を繋いでいた翔が手を離して足に掴まった
翔｢…まだいるの、まだ遊ぶ｣
みんなが帰る雰囲気を察したのか、翔は黒尾くんの足にガッチリ掴まっていた
灰｢今度また遊ぼうな！｣
リエーフくんは翔と目線を合わせて、翔の頭を優しく撫でた
夜久くんも同じように、翔に優しく話しかけていた
こんなわがままに付き合ってたら、みんなが帰るの余計遅くなっちゃう…
電車とか…バスとか……
｢…翔、ワガママは駄目だよ｣
私は黒尾くんの足にくっつく翔を剥がすように引っ張るも、次はズボンを掴んでいる
……翔…
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PUPU(プロフ) - あははははさん» 強引なワガママを無理やりねじ込みました…申し訳ないです… (2021年1月6日 21時) (
レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
あはははは - ワガママしすぎwおかしいw (2021年1月6日 20時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - 瑞稀さん» そんな…！(´；ω；｀)ありがとうございます！いろんな意見を取り入れて、別ルートも作るつもりです(^^) (2020年2月13日 12時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - すごく面白いです。感情移入して泣いてしまいました…笑 個人的には研磨落ちも見たいですがクロ寄りですかね…？？どんな結果でも楽しみにしてます！ (2020年2月13日 3時) (レス) id: 503fd2a4ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2020年1月14日 21時
