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そ、そうだよね。助けてくれましたよね。





見返りに、体を…、とかなったらぶん殴ろうとしてたけど。


と、その人は私にやっと気付いたようだ。




『あの…、煙草辞めたほうが良いと思いますよ。』



あ、いや、あの、ね、。有難うございますって言うつもりだったの!!言葉が途中で迷子になっちゃった。テヘペロ



「…、は?、ばはっ、お前おもしれーな。」



良かった。殴られなくて。


その人は私が、さっきまで座っていたベンチに腰掛け、隣をペチペチと叩く。



隣に座れと言うことですか?はい。

30cm位体を離して座る。


「、んで?何で煙草はやめたほーが良いの?」


いや、

『ニコチンとか、タールとか色々体に悪い物入ってるし、煙が臭いから周りの人にも迷惑だし、てか、私が嫌だから駄目なんです。』


ふーんとか、言ってますけど、聞いてんのか?ああ゙!?

あ〜ッ人が煙草嫌いって言ったそばから煙草に火つけやがった。ほんとに最近の男は…!


『あの〜、煙草嫌なんですけど…、』


ケホケホと、咽る。そんな私を見て面白そうに笑いながら更に、私の顔面に煙を吹きかけてきた。


最悪。意味知っててやってんのか?知らないか。馬鹿だもんな。



『あの、それの意味、知っててやってるんですか?』



「ん〜、知ってるけど。何?」


確信犯だった。相当タチ悪いね。


『私、彼氏いるんで辞めて下さい。』



居ないけど?!居る訳無いけど?!私はね、口を開けば優に、お前は残念だな、喋らなかったら美人なのにな、とか言われ続けた人生だからな!!ざまーみろ、◯ね!!リア充!!



『居ますよぉ、なので辞めて下さい。』


「ぇー、マジ?そんなら写真とか見せて見ろよ。彼氏なら写真の一つや二つくらい、持ってんだろ。
ほんとは居ませんでした、とかダリィからな。」




ほんとは居ませんけど何かぁ?!お前どーせ彼女いんだろ、美人さんがよォ。

クッソーーー!!、



『え、見ず知らずの怪しい人に写真見せるんですかぁ?嫌何ですけど。』



「、ばはっ、お前マジおもしれー。オレ、半間。半間 修二。」



は?自分が、自己紹介したから私もやれと?◯ねよ!!身長半分寄越せ!!
一応、社交辞令、かな?



『私は、秋元 A、と言います。秋元って呼んで下さい、。』



「釣れねぇな、Aちゃん♡一応助けてやったじゃん。」



『名前で呼ばないで下さい。それに、何で貴方は私にこんなに絡んで来るんですか?』



「、オレ、半間ね。秋元ちゃん♡」




_
次!!

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作者名:てんごく | 作成日時:2023年11月20日 16時

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