〜蝙蝠に恋した龍〜賢者の石 Ⅰ (ページ6)

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5 お呼び出しページ6

女性局員に連れてこられ、両面鏡を渡された

そこに写っていたのは祖父のように慕うアルバス・ダンブルドアだった

『アルバス？珍しいですね、貴方が連絡するだなんて』

アル「孫が元気か気になっただけじゃよ。ここでの生活はもう慣れたかの？」

『ここに来て2年だよ？もう馴染んでるよ』

Aはそう答えながら嬉しそうに見を細めた

アル「そうか、そうか。・・・してA、今回連絡を入れた理由を話そう」

先程の穏やかな雰囲気から真剣な空気に変わり、Aの目つきが鋭くなった

アル「実はのぅ、、、半年前にヴォルデモート卿が消滅したのじゃ」

『なっ！？消滅？死亡ではなく？』

アル「うむ、、"肉体"がとでも言っておこうかの。
詳しいことはホグワーツに来てから話す。今から来れそうかの？」

『来れるけど・・・結構時間かかるよ？』

アル「心配には及ばん。君の所に移動キーを送った。恐らく先程のレディーが持っておるじゃろう」

そのタイミングで女性局員はAに移動キーを渡してきた

『ありがとう、、、じゃあ向こうで話そう』

アル「A、セブルスと一緒に来てくれ」

『セブルスも？』

アル「左様、この件は彼も関わっておる」

『・・・・・わかった、また後でね』

Aがそう告げると鏡には何も写っていなかった

「レオンハートさん、もうよろしいのですか？」

『あぁ、ありがとう』

「盗み聞きをするつもりはなかったのですが、ヴォルデモート卿が消滅したそうですね」

『あぁ、面倒なことになりそうだよ』

「嬉しくは無いのですか？」

『"消滅した"って言ってただろ？・・・つまり』

___復活する可能性も少なくは無い

Aはそう考えていた

そして"半年前"その言葉にも引っかかっていた

『(あの事件と関わっているのか？)』

Aは正装からいつもの仕事着に変えながらパーティー会場に急いで戻った