〜蝙蝠に恋した龍〜賢者の石 Ⅰ (ページ46)

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セブルスは1年生を二人一組ペアにしておできを治す簡単な魔法薬を作るよう指示を出した

黒板には鍋に入れる順番とタイミング、混ぜる回数とその方向が書かれており、セブルスは説明をする

セブ「必要な薬材は棚にある。それでは各自、始めたまえ」

生徒たちは一斉に薬品棚に駆け寄り、ノートを見ながら必要な材料を運ぶ

そして次々と作業を進めていった

セヴルスは生徒たちの間を見ていたのだが…

ふと、グリフィンドールの生徒が、山嵐の針を火から降ろさないうちに投入しようとする様子を見て、慌てて怒鳴る

セブ「ロングボトム！！それはまだ入れるな！！」

ネビ「え？---」

セブルスの怒鳴り声にびっくりし、ネビルはうっかり山嵐の針を入れてしまい薬が周りに飛び散ってしまった

セブ「チッ…」

セブルスは舌打ちをし飛び散った薬品を片付けると周りの生徒に掛かってないか確認をした

おできだらけになったネビルはシクシクと泣いていた

セブ「山嵐の針は火を降ろさないうちに入れてはならぬと私は何度も言ったはずだが？

グリフィンドールは5点減点

医務室に行きたまえ」

見下ろしながら言うセブルスに対してネビルはビクビクしながら教室を出ようとしたが・・・

セブ「ロングボトムは夕食後、私の研究室まで来るように」

とネビルの背中そう伝えた