〜蝙蝠に恋した龍〜賢者の石 Ⅰ (ページ22)

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21 鬼籍ページ22

葵「おいおい、まじかよ」

セブ「攻撃の手を止めるな。0.1秒ずらして攻撃するぞ」

『りょーかい』

蓮「近距離はあまり得意じゃないが、やるしかないか」

4人は構え再び攻撃を繰り出した

閻魔「"鬼籍"に入るまでのカウントを開始します))ボソ」

《ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ・・・・》

『っ！？』

技をだしながら自分の魔力が吸い取られる感覚に気づき3人に叫んだ

『3人共下がれ！！』

閻魔「もう、遅いですよ」

《・・・とぉ》

カウントが終わると同時に一気に生気が吸い取られセブルスと葵、蓮の3人は倒れたが、、、

閻魔「貴方、凄いですね。"鬼籍"に耐えられるだなんて」

『お前、、何を、、したん、、だ、、』

肩で息を整えながらAは閻魔に聞いた

玲子「("鬼籍"・・・標的の生気を吸い取り死をもたらす技。
気絶程度に加減してあるけど、それでもかなりの威力だったわ。それに耐えられるだなんて・・・)」

閻魔「簡単に言えば、気絶してもらっただけですよ。
それでは続き、やりましょうか」

フラッ

閻魔の後ろには大量の刀がこちらを捕らえていた

閻魔「無限抜刀」

『っ！！雪壁』

Aは雪の壁を作り出し身を守ったが全てを受け流す事はできなかった

『(全ては無理か。なら・・・)華蝶風月』

12連続の斬撃で受け流し、一気に閻魔の間合いに入り込んだ

閻魔「(っ！？早い！！)」

『金氷』『凍凪』『冬帝ノ吹雪』『氷牙流星』

Aは次々と技を繰り出したが・・・

バキィィィン！！

『クソっ(やはり持たないか・・・)』

Aが長年愛用していた時雨が技の威力に追いつけず折れてしまった

閻魔「さて、貴方の武器は破損。さらには魔力の限界。
どうします？まだやりますか？」

『・・・お前、良い性格の悪さしてるな』

閻魔「玲子にも昔そんな事を言われましたね」

玲子「・・・そこまで！！Aお疲れ様。
閻魔、セブルス達を運ぶのを手伝ってくれない？」

A達4人と閻魔の手合わせは閻魔の勝利で幕を閉じ、気絶したセブルス達を藤原ノ屋敷まで運び目が覚めるまで看病していた