〜蝙蝠に恋した龍〜賢者の石 Ⅰ (ページ17)

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16 鍛冶職人ページ17

2人は使用人に客ノ間に案内され、中に入ると鍛冶職人の吹雪とセブルス、蓮、葵の4人がいた

玲子「遅くなってごめんなさい」

吹雪「いえ、あまり待っていませんので大丈夫です」

玲子とAは吹雪と隣り合うように座った

セブ「それで、私達に見せたいものとは？」

吹雪「実は、今の武器があなた方にあっていないとお聞きしたもので、、、先日もそのせいで大怪我を負ったと聞きましたが本当ですか？」

セブルスとAは合同任務の際武器の破損が原因で大怪我を負っていた

『まぁ、怪我を負ったのは事実ですが、正確に言えば刀が技の威力に追いつかなかっただけです。
あの刀は私達にあっていましたよ』

吹雪「えぇ、確かに以前お話したように武器もあなた方が持っている杖のように人を選びます。それは知っていますね？
つまり、今のあなた達2人の攻撃にはもうついていけないという事です」

蓮「では、セブルスとAはもう繭気属性術が使えないという事ですか？」

それを聞いたときAは唇を噛んだ

やっと氷術式を使えるようになったのに武器が自分にあった武器が無かったら意味が無かった

吹雪「いいえ、武器が技に追いつかなかったら、より強い武器を使用すれば良い話しになります」

葵「ですが、セブルスさんは炎術式、Aは氷術式。この術式に耐えられる武器がこの世にあるとは思えません」

玲子「それがあるのよ。たった2つだけ・・・」