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ハイハトside
えっとはい……捕まってます
旅メイド「すみません緑君まさか彼処に罠があるとは思わず……」
緑「ｲｲﾖﾍﾞﾂﾆ……」
すると大きなお腹をした男がやって来て言った
???「コイツらか情報を奪おうとした奴等は……まぁ良いどうせ死ぬしな」
すると男は高笑いをしながらレバーをおろし何処かへ言ってしまった
するとダクトらしき穴から水？がでてきた
緑「なにこれ……水？じゃ無いよね？」
ハイハト「なんかベトベトしてる……」
旅メイド「まさかっ！」
ハイハト「旅メイドちゃんなにか知ってるの？」
旅メイド「一度この方法で拷問されたのを見た事があって……酷い殺しかたですよ
このジェルは人の肌に触れるとなかなかとれないんですよ……」
緑「それで？」
旅メイド「その引っ付きやすいジェルは空気だけが入らないようになってるんです
そしてこのジェルは大きな温度差があると固まります。そして溶けたりしません……
つまり剥製の原材料みたいな感じです……」
緑「それって……」
旅メイド「このままだと剥製となります……」
ハイハト「そんな……」
とにかく助かる方法を考えなきゃ……
ヤバイ……恐いジェルがどんどん迫ってくる……
ハイハト「いや……嫌だ……やめ……」
待って！何でこの記憶が！？私の発明で消したハズなのに！？
ーーーーーーーーーーーーーー
……私はいらない子だった
お父さんは帰ってきても私と話してはくれなかった
『お母さん……私……お父さんに嫌われてるの？』
お母さん「嫌われてなんか無いわきっと貴方のために頑張ったから疲れているのよ」
『そうだよね……疲れてるんだよね……』
小さい頃から何となくは感じていた
お父さんは私が嫌いなんだって
とにかく好かれたかった
そのために頑張った
いい子をした
ご飯を作って、洗濯して、おつかいも行って、お母さんのおこずかいも断った
でも振り向いてくれる事は無かった
ある時私はお父さんのにお酒をついでいた
いつもならお母さんがやるはずだが生憎お母さんはいない……
その時だった
お父さん「いつもすまんな……」
初めての私に向けての言葉だった
嬉しかった
でも知っていた
お父さんは嘘をついている
お母さんが楽できているから私を利用している
それだけだ
その次の日だった
私が井戸で水をくんでる時
誰かが私の背中を押した
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作者名：アデッシャール37 | 作成日時：2019年12月31日 21時
