花柱は1人の少年に振り回されている【鬼滅の刃】

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蝶屋敷に着いた隠と炭治郎は人を探すために庭の方に回った



庭に行くと蝶と戯れている一人の女の子がいた
その女の子は蟲柱、胡蝶しのぶの継子
栗花落カナヲである



継子とは＿＿

柱が育てる隊士のことであり

相当才能があって優秀じゃないと選ばれない

誰でも簡単になれるものではないのだ




「胡蝶様の申し付けにより参りました。お屋敷に上がってもよろしいですか？」



隠がそう聞くがカナヲはずっとニコニコしたままだった
隠がそれに困っていると＿＿



「あら？隠の方どうされたんですか？」



「貴女は……元花柱の胡蝶カナエ様！」



炭治郎「！」



胡蝶カナエは胡蝶しのぶの姉でありAの師範である
ある鬼との対峙で肺と利き腕を殺られてしまい柱を引退
今はアオイたちの手伝いをしている




「胡蝶様の申し付けにより参りました」



カナエ「あらしのぶの？もしかしてそこの子は怪我人かしら！＿＿アオイ！！！」



アオイ「はい！カナエ様！」



カナエが大声で呼ぶとすぐに２つ縛りしている子が現れた



カナエ「怪我人よ、屋敷に案内してあげて」



アオイ「はい！隠の方こちらへどうぞ」



アオイはさっさっと歩いていき隠もそれに着いて行く



炭治郎「(あの人と同じ髪飾りをしてる……)」



炭治郎が思っているあの人とはAのことだ



カナエとAは同じ髪飾りを着けており



炭治郎は姿が見えなくなるまでじっとカナエを見続けた



そんな炭治郎にカナエは笑顔で手を振った

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