第伍拾肆話 ページ8
.
A「取り消さない!!
私たちの言ったことは間違ってない!!
恐怖で縛りつけた絆なんて家族とは言わない!!」
炭治郎「間違っているのはお前だ!!」
炭治郎が攻撃に行こうとしたそのとき
A「!!」
頭の中にザザザザッと映像が過りAの動きが止まった
その映像は炭治郎が糸を斬るために呼吸を使ったが炭治郎の刀が折れ
すぐそのあと糸によってズタズタにされる映像だった
A「(なにこれ……!!?)」
それは今まで見てきたのとはかけ離れた未来映像だった
炭治郎「水の呼吸……壱ノ型_水面斬り」
バギと未来通り炭治郎の刀が折れた
A「!?」
Aはそれを見てすぐに炭治郎のところに走った
A「(このままじゃ未来通りになる……ッ!)」
そして今度は避けきれないほどの糸を炭治郎にやった
炭治郎を庇うようにAと禰豆子が前に出て糸を食らった、二人から血飛沫が飛ぶ
炭治郎「禰豆子!!A!!」
倒れる二人を炭治郎は抱えて鬼の目につかないように木の裏に隠れた
炭治郎「禰豆子!A!兄ちゃんをかばって……ごめんな……」
実は内心Aも驚いていた
Aの見た未来に禰豆子が庇うところはなかったからだ
累「お前ら兄妹か?」
炭治郎「だったら何だ!!」
炭治郎「(禰豆子の傷が深い……左手首が千切れそうだ)」
禰豆子はAも庇うようにして立ったので禰豆子のほうが傷が深い
それでもAも禰豆子程ではないが傷を負っている
人間であるAにとってその傷は動けなくなるには十分な傷だった
累「兄妹……兄妹……片一方の妹は鬼になってるな……それでも一緒にいる……」
「る、累」
累「妹たちは兄を庇った……身を挺して……本物の"絆"だ!!!欲しい……!!!」
「ちょっ、ちょっと待ってよ!!待ってよお願い!!私が姉さんよ!姉さんを捨てないで!!」
累「うるさい黙れ!!!!」
累が姉の鬼に糸を向ける。姉の鬼は頚、腹回りなど辺りにあった木まで斬れ、倒れる
炭治郎「!?」
累「結局お前たちは自分の役割もこなせなかった、いつも……どんな時も」
「ま、待って……ちゃんと私は姉さんだったでしょ?挽回させてよ……」
累「……だったら今山の中をチョロチョロする奴らを殺して来い。そしたら"さっきのこと"も許してやる」
「わ、わかった……殺してくるわ」
そう言って姉鬼は自分の頭を持って森の奥へと行った
333人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三月の専属ストーカーなつめみく - 【速報】累推しのワイ、婚約者でもいいよと言われ大歓喜(鬼滅イケメン箱推し) (10月23日 12時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - スクールみきのさん» ありがとうございます!そう言って頂けて安心しました!!(*^▽^*) (2020年1月11日 20時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - お話最高すぎます!炭治郎のシーンを夢主さんにしたのもめちゃくちゃいいです! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 90e03cc852 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゆき | 作成日時:2019年12月1日 17時