第漆拾陸話 ページ33
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A「なんで私たちはあの子に勝てないんだろうね?」
炭治郎「俺たちとあの子の何が違うんだ?」
まず反射速度が全然違うんだ
俺たちが万全の状態でも多分負ける
匂いからしてまず違う
柱の人たちに近い匂いがする
あとは……目か?
目が違う気がする
二人が考え込んでいると名前を呼ばれていることに気づく
炭治郎「わっ、びっくりした!」
A「ご、ごめんね!どうしたの?」
Aがそう聞くとおずおずと手拭を渡した
「「ありがとう!」」
きよ「あのお二人は全集中の呼吸を四六時中やっておられますか?」
炭治郎「……ん?」
きよ「朝も昼も夜も寝ている間もずっと全集中の呼吸をしていますか?」
A「……やってないです」
炭治郎「やったことないです……そんなことできるの!?」
きよ「はい、それができないのとでは天地程差が出るそうです」
炭治郎「全集中の呼吸は少し使うだけでもかなりきついんだが……」
A「それを四六時中……」
きよ「できる方々はすでにいらっしゃいます。柱の皆さんやカナヲさんです。頑張ってください」
炭治郎「そうか……!!ありがとうやってみるよ!!」
A「ありがとう!」
二人は言われたことをやったみた
だが___
「「(全っ然できない!!!)」」
A「(全集中の呼吸を長くやろうとすると死にそうになるよ……)」
炭治郎「(苦しすぎる、肺痛い耳痛い。耳がドクンドクンしてる鼓膜……あっ!!)」
炭治郎は自分の両耳を叩いた
A「わぁ!た、炭治郎くん!?」
炭治郎は耳から手を離して左右を見る
炭治郎「びっくりしたーーー!!!今一瞬耳から心臓出たかと思ったーーー!!!」
A「えぇ!!あの大丈夫……?」
Aは心配そうに炭治郎を見詰める
そんなAに炭治郎は頭を撫でながら笑顔で言った
炭治郎「大丈夫!でもこんなじゃ全然だめだ……
こんな調子じゃ……ふがいなし!
だからとにかく頑張ろう!!
習得できるまでとにかく頑張るんだ!!」
A「うん!!」
きよ「炭治郎さんとAさん毎日頑張ってるね」
なほ「うん、おにぎり持って行ってあげようよ」
すみ「そうだね、あと瓢箪も」
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三月の専属ストーカーなつめみく - 【速報】累推しのワイ、婚約者でもいいよと言われ大歓喜(鬼滅イケメン箱推し) (10月23日 12時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - スクールみきのさん» ありがとうございます!そう言って頂けて安心しました!!(*^▽^*) (2020年1月11日 20時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - お話最高すぎます!炭治郎のシーンを夢主さんにしたのもめちゃくちゃいいです! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 90e03cc852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2019年12月1日 17時