第陸拾漆話 ページ21
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不死川「わかりませんお館様。人間ならば生かしておいてもいいが鬼は駄目です、承知できない」
すると不死川は自分の刀で腕を切る
「「!?」」
甘露寺「(え?え?何してるの何してるの。お庭が汚れるじゃない)」
不死川「お館様……!!証明しますよ俺が!!鬼という物よ醜さを!!」
お館様「実弥……」
不死川「オイ鬼!!飯の時間だそ喰らいつけ!!」
「「!!」」
不死川は禰豆子が入っている木箱に自分の血を垂らす
伊黒「不死川、日なたでは駄目だ。日陰に行かねば鬼は出て来ない」
不死川「お館様、失礼
不死川は一瞬でお館様の後ろにある日陰に移動した
そして刀を禰豆子の入っている木箱に向ける
A「禰豆子ちゃん!!!」
炭治郎「やめろ___っ!!!」
二人が禰豆子の元に向かおうとするがその前に伊黒が二人を押さえつける
そして不死川は何度も箱を刺す
A「(そんなッ……こんな未来みえなかったッ!!ごめんね、ごめんね禰豆子ちゃんッ)」
不死川「出て来い鬼ィィ!!お前の大好きな人間の血だァ!!」
不死川は蓋を蹴飛ばし中から禰豆子が出てきた
しのぶ「伊黒さん強く押さえすぎです。少し弛めてください」
伊黒「動こうとするから押さえているだけだが?」
しのぶ「……竈門くん肺を圧迫されている状態で
呼吸を使うと血管が破裂しますよ
月雪さんも酷い怪我をしているのですから
これ以上動くことはお勧めしません」
宇随「血管が破裂!!いいな響き派手で!!よし行け破裂しろ!!」
悲鳴嶼「可哀想に……何と弱く哀れな子供。南無阿見弥陀仏……」
しのぶが忠告しても炭治郎は止まらず
しのぶ「竈門君!!」
炭治郎「ガァアっ!!!」
炭治郎は拘束されていた縄を引きちぎった
伊黒がまた拘束しようとするればその手は冨岡によって止めらる
そのおかげで炭治郎とAは解放され、二人は縁側に行く
炭治郎「禰豆子!!!」
A「お姉ちゃん!!!」
禰豆子「!!
(人は守り助けるもの……
傷つけない……
絶対に傷つけない)」
禰豆子は不死川の腕からそっぽを向いた
お館様「どうしたのかな?」
「鬼の女の子はそっぽ向きました。不死川様に三度刺されていましたが目の前に血塗れの腕を突き出されても我慢して噛まなかったです」
お館様「ではこれで禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね」
炭治郎とAはそれを聞いて安堵した
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三月の専属ストーカーなつめみく - 【速報】累推しのワイ、婚約者でもいいよと言われ大歓喜(鬼滅イケメン箱推し) (10月23日 12時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - スクールみきのさん» ありがとうございます!そう言って頂けて安心しました!!(*^▽^*) (2020年1月11日 20時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - お話最高すぎます!炭治郎のシーンを夢主さんにしたのもめちゃくちゃいいです! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 90e03cc852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2019年12月1日 17時