第伍拾話 ページ4
.
村田「ここは俺に任せて君たちも先に行け!!」
A「でも!」
伊之助「小便漏らしが何言ってんだ!!」
村田「誰が漏らしたこのクソ猪!!テメェに話しかけてねぇわ!!黙っとけ!!
情けない所を見せたが俺も鬼殺隊の剣士だ!!
ここは何とかする!!
糸を斬ればいいというがわかったしここで操られている者たちは動きも単純だ、蜘蛛にも気をつける!
鬼の近くにはもっと強力に操られている者がいるはず三人で行ってくれ!!」
炭治郎「わかりました!!感謝します!!」
A「ありがとうございます!!」
そして炭治郎はぐちぐち言っている伊之助の腕を引っ張りながら三人で先に進んだ
しばらく進むと……
「駄目……こっちに来ないで。階級が上の人を連れて来て!!そうじゃないとみんな殺してしまう!!お願い……お願い!!」
そこにいたのは涙を流しながら隊員の死体を引きずる女隊員だった
「逃げてェ!!」
女隊員は炭治郎たちに勢いよく刀を振るう
「操られてるかは動きが全然違うのよ!!私たちこんなに強くなかった!!」
女隊員の体を無理やり糸で動かしているため女隊員からミシミシと骨が折れる音がする
他の隊員も操られ炭治郎たちに「殺してくれ」と言った
A「た、炭治郎くん……」
炭治郎「待ってくれ!!何とか助ける方法を……」
早々に殺そうとする伊之助を炭治郎は止める
そしてしばらく考えたあと突然木の周りを走り回った
炭治郎は振り向き追いかけて来た女隊員の腹を抱え思いっきり上に投げた
すると女隊員は木の枝に糸ごと引っかかり浮いた
これでもう操られることはなくなった
それを見て二人も同じように操られている隊員を次々に木に吊り上げていく
伊之助「よしあと一人!俺がやるからちゃんと見とけ!!」
炭治郎「わかった!とくにかく乱暴にするな……」
伊之助が最後の一人を吊るそうとしたその時その隊員の首が曲がり折れた
そのあとに続くように他の隊員も首が折られその場にいた操られた隊員、全員が死んでしまった
伊之助「あーーっ!!畜生!!みんな殺られたじゃねーかよ……」
A「なんて……ことをッ……」
Aはギュッと手を強く握る
その手に炭治郎は自分の手を重ねる
A「炭治郎くん……」
炭治郎からも鬼への怒りがひしひしと伝わってくる
炭治郎「……行こう」
A「……うん」
伊之助「……そうだな」
333人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三月の専属ストーカーなつめみく - 【速報】累推しのワイ、婚約者でもいいよと言われ大歓喜(鬼滅イケメン箱推し) (10月23日 12時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - スクールみきのさん» ありがとうございます!そう言って頂けて安心しました!!(*^▽^*) (2020年1月11日 20時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - お話最高すぎます!炭治郎のシーンを夢主さんにしたのもめちゃくちゃいいです! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 90e03cc852 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゆき | 作成日時:2019年12月1日 17時