第肆拾捌話 ページ2
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山に入ると蜘蛛の巣があちらこちらにたくさんあった
そして少し進むと鬼殺隊の隊員を見つける
三人はその隊員に近づき炭治郎が肩を叩くと隊員はバッと勢いよく振り向く
炭治郎「応援に来ました。階級・癸、竈門炭治郎です」
A「同じく階級・癸 月雪Aです」
「癸……癸……!?なんで"柱"じゃないんだ……!!癸なんて何人来ても同じだ意味がない!!」
そう言った隊員を伊之助は殴った
炭治郎「伊之助!!」
A「殴っちゃ駄目だよ!伊之助くん!」
伊之助「うるせぇ!意味のあるなしで言ったらお前の存在自体が意味ねぇんだよ。さっさと状況と説明しやがれ弱味噌が!!」
「かっ鴉から……!!指令が入って十人の隊員がここに来た。山に入ってしばらくしたら隊員が……隊員同士で……斬り合いになって……!!」
説明をしている最中だったが隊員が何かに気づき「はっ」と言った
そこにいたのは同じ鬼殺の隊員だった
だがゆらゆらと不自然に動き口からは血を流していた
奇妙な動きをしながら炭治郎たちに斬りかかってくる
そして同じような動きをする隊員が沢山現れ炭治郎たちに襲いかかる
伊之助「こいつらみんな馬鹿だせ!!隊員同士でやり合うのが御法度だって知らねえんだ」
炭治郎「いや違う!!動きがおかしい何かに操られている!!」
伊之助「よし、じゃあぶった斬ってやるぜ!!」
A「それは駄目だよ!まだ生きてる人も混じってる!それに仲間の亡骸を傷つけるわけにはいかない!!」
炭治郎は匂いで背中側から甘い奇妙な匂いを嗅ぎとった
そして操られている隊員の背中を斬れば糸が斬れ隊員は力を失ったかのように崩れ落ちる
炭治郎「糸だ!糸で操られてる!糸を斬れ!!」
伊之助「お前より俺が先に気づいてたね!!」
伊之助は多数の隊員の背に付いた糸を一瞬で斬り裂いた
Aも糸を斬っているといきなり腕を引っ張られた
A「!!」
自分の腕に糸がついているのに気づきAは腕についている糸を斬った
そして周りを見ると蜘蛛がたくさんいた
A「(この蜘蛛が操り糸を繋いでいるの?)」
糸から解放された隊員はさっきと同じように糸に繋がれまた起き上がる
これでは斬っても斬ってもキリがない
炭治郎「糸を斬るだけじゃ駄目だ!!また蜘蛛が操り糸を繋ぐ!!だから……ッ」
突然炭治郎が鼻を塞いだ
A「大丈夫!?」
炭治郎「嗚呼!(また刺激臭!!なんだこれは風に乗って流れてきてる)」
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三月の専属ストーカーなつめみく - 【速報】累推しのワイ、婚約者でもいいよと言われ大歓喜(鬼滅イケメン箱推し) (10月23日 12時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - スクールみきのさん» ありがとうございます!そう言って頂けて安心しました!!(*^▽^*) (2020年1月11日 20時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - お話最高すぎます!炭治郎のシーンを夢主さんにしたのもめちゃくちゃいいです! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 90e03cc852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2019年12月1日 17時