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第肆拾漆話 ページ1

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全員怪我が癒えた頃に緊急の指令がきた
四人共々"那田蜘蛛山"へ一刻も早く向かうという指令だった



炭治郎「では行きます。お世話になりました」



「では切り火を……」



炭治郎「ありがとうございます!」



伊之助「何すんだババア!!」



お婆さんに襲いかかろうとする伊之助を皆で抑える



善逸「馬鹿じゃないの!?"切り火"だよ!お清めしてくれてんの!!危険な仕事に行くから!!」



「どのような時でも誇り高く生きて下さいませ。ご武運を……」



そして四人は那田蜘蛛山へと走り出した



伊之助「誇り高く?ご武運?どういう意味だ?」



善逸「(何も知らん奴だな……)」



炭治郎「そうだな、改めて聞かれると難しいな……

誇り高く……自分の立場をきちんと理解してその立場であることが恥ずかしくないように正しく振る舞うことかな

それからお婆さんは俺たちの無事を祈ってくれてるんだよ」



伊之助「その立場って何だ?恥ずかしくないってどういうことだ?」



炭治郎「それは……」



伊之助「正しい振る舞いって具体的にどうするんだ?

なんでババアが俺たちの無事を祈るんだよ

何も関係ないババアなのに何でだよ

ババアは立場を理解してねぇだろ」



炭治郎「……」



炭治郎は伊之助の質問攻めに完敗してAの手を握り加速した



A「えぇ!?た、炭治郎くん!?」




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___





【那田蜘蛛山】



善逸「待ってくれ!!ちょっと待ってくれないか。怖いんだ!!目的地が近づいてきてとても怖い!!」



伊之助「なに座ってんだこいつ。気持ち悪い奴だな……」



善逸「お前に言われたくねーよ猪頭!!」



善逸が座り込みながら駄々をこねていたとき
山に続く道のところに人が倒れ込んでいるのを炭治郎は見つけた



「たす……助けて……」



炭治郎「隊服を着てる!!鬼殺隊員だ、何かあったんだ!!」



炭治郎、伊之助、Aは倒れている鬼殺隊員に駆け寄ろうとした



炭治郎「大丈夫か!!どうした!!」



炭治郎が声を掛けるとその隊員は何かに引っ張られるように高く浮いた



「「「!?」」」



「アアアア"繋がってた"……俺にも!!たすけてくれぇ!!」



隊員はそのまま山の奥へと姿を消した



炭治郎「………俺は行く」



A「……私も、私も行く」



伊之助「俺が先に行く!!お前らはガクガク震えながら後ろをついて来な!!腹が減るぜ!!」



A「伊之助くん……」



善逸「腕が鳴るだろ……」

第肆拾捌話→



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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎   
作品ジャンル:アニメ
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三月の専属ストーカーなつめみく - 【速報】累推しのワイ、婚約者でもいいよと言われ大歓喜(鬼滅イケメン箱推し) (10月23日 12時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - スクールみきのさん» ありがとうございます!そう言って頂けて安心しました!!(*^▽^*) (2020年1月11日 20時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - お話最高すぎます!炭治郎のシーンを夢主さんにしたのもめちゃくちゃいいです! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 90e03cc852 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゆき | 作成日時:2019年12月1日 17時

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