第弐拾話 ページ22
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「「神様どうかこの人が今度生まれてくるときは鬼になんてなりませんように」」
錆兎くんと真菰ちゃんを殺した鬼だけど
この鬼も好きで鬼になりたかったわけじゃないよね
人間の頃の記憶も忘れてただ本能のままに人の血肉を喰らう日々
太陽も拝めず夜の世界でしか生きられない哀れな生き物
『兄ちゃん、兄ちゃん兄ちゃん手ェ握ってくれよ』
『しょうがねぇなあ、いつまでも怖がりで』
鬼の手が跡形もなく消えたのと同時に映像も見えなくなった
錆兎くん、真菰ちゃん、勝ったよ
もう安心していいよ
殺された他の子供たちもみんな魂だけになろうと帰るんだよね
大好きな鱗滝さんがいる狭霧山へ
私たちも帰るから
＿＿＿＿
＿＿
＿
【七日後早朝】
「「お帰りなさいませ」」
七日間を無事に乗り越えられた私たちは初日に集まっていた場所に来ていた
居たのは私たちを含めて五人
炭治郎くんが助けた男の子は居なかった
二十人近くいたのに生き残ったのはたったの五人……
「死ぬわ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬここで生き残っても結局死ぬわ俺」
ぶつぶつと不穏の言葉を発する金髪の少年
蝶々の髪飾りをつけた少女
そして目付きの悪い少年
「で？俺はこれからどうすりゃいい。刀は？」
白髪の子「まずは隊服を支給させていただきます。体の寸法を測りその後は階級を刻ませていただきます」
黒髪の子「階級は十段階ございます」
白髪の子「今現在皆さまは一番下の癸でございます」
「刀は？」
白髪の子「本日中に玉鋼を選んでいただき刀が出来上がるまで十日から十五日となります。さらに今からは鎹鴉をつけさせていただきます」
パンパンと女の子が手を鳴らせば私たちのところに鴉が飛んできた
ただ一人は例外で……
「え？鴉？これ雀じゃね？」
白髪の子「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます」
私は自分の肩に乗っている鴉を撫でる
「どうでもいいんだよ！！鴉なんて！！」
目付きの悪い少年が鴉を振り払って言う
「刀だよ刀！！今すぐ刀をよこせ！！鬼殺隊の刀！！"色変わりの刀"！！」
そう言い白髪の女の子の髪を掴んだ
私が先に行くより炭治郎くんが少年に近づき白髪の子の髪を掴んでいる腕を掴んだ
炭治郎「この子から手を放せ！！放さないなら折る！！」
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みゆき(プロフ) - 礼暢さん» ご指摘ありがとうございます！前に誤字脱字を直したのですが見逃しがあったみたいです。大変申し訳ございません。すぐに直します (2023年2月20日 17時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
礼暢(プロフ) - 第玖話の29行目30行目32行目辺りの炭治郎のろうの字が�討砲覆辰討泙靴燭� (2023年2月20日 17時) (レス) @page11 id: b13cdf956e (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - cherryamum34さん» 返事が遅くなり大変申し訳ございません！！ご指摘ありがとうございます！こちらの都合で申し訳ないのですが出来るときに誤字脱字を少しずつ直していきますのでご了承下さい (2020年12月8日 8時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
cherryamum34(プロフ) - 第肆拾弐話の伊之助の紹介？部分に5人目の合格者とありますが、それは原作の中であってこれは夢小説なので主人公を入れれば6人目の合格者となるのでは？話自体は面白いのですが、ちょっと誤字脱字等が散見されます。もう一度見直してみてはいかがでしょうか。 (2020年12月7日 22時) (レス) id: 3b26f91dd5 (このIDを非表示/違反報告)
cherryamum34(プロフ) - 第玖話の炭治郎の郎が【朗】になってるところがありました。 (2020年12月7日 9時) (レス) id: 3b26f91dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき | 作成日時：2019年10月7日 22時
