狙われ少女４【東京喰種】 (ページ3)

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#129…『貴女side』ページ3

そしてお兄ちゃんたちが帰って来た

ヒナミちゃんは今お兄ちゃんに髪を切って貰っている

カネキ「どうかな……」

ヒナミ「本のまんま！すごい！」

万丈「おーヒナちゃん女の子らしくなっちゃったじゃねーか」

ヒヨリ「えへへ、似合う？万丈さん」

万丈「あぁ、バッチリだぜ！Aちゃんは切って貰わないのか？」

A「うん！私はいいの！」

万丈「カネキ、月山から資料届いてるぜ」

カネキ「(……よし……ホント出来る人だ、チエさんは)」

ヒナミ「お兄ちゃんあのね勉強教えて欲しいの」

カネキ「ごめんヒナミちゃん……ちょっとまた出かけなきゃいけないんだ。明日じゃ駄目かな……」

ヒナミ「えーっ……またぁ……？」

A「ヒナミちゃんその代わり私でよかったら教えてあげるよ？」

ヒナミ「うん！」

カネキ「ごめんね、Aちゃん」

A「ううん、その代わり今度ヒナミちゃんを外に出してあげて」

カネキ「うん、今度Aちゃんと一緒にどっか連れて行ってあげるね」

ポンッと私に頭を撫でて万丈さんのところに言ったカネキお兄ちゃん

カネキ「……万丈さん、僕は14区に」

万丈「イトリさんのとこか？」

カネキ「うん、この情報で勝負してくる」

＊＊＊＊

そして翌朝

私は朝早くに出て行って久々に学校に登校した

学校で授業を受けていつも通り美咲と一緒に帰っている

美咲「病気、大丈夫？」

A「うん、最近はかなり調子良いから」

中学の時より一緒に入れる時間が少ないから結構寂しいなんてこと絶対に言わない

美咲「そ～れ～で～最近どうなの？」

A「どうって？」

美咲「カネキさんとの関係！！やっと恋人同士になれたんでしょ！！」

A「う"っ……/////」

美咲「なんか進展あった？」

A「べ、別に何もないよ。お兄ちゃんだって忙しいから最近まともに話せれてないし////」

美咲「……A、まだカネキさんのこと"お兄ちゃん"って呼んでるの？」

A「え？う、うん」

美咲「普通恋人同士になったら名前で呼ばない！？」

A「……名前？」

お兄ちゃんのことを？

A「ｶｧｧｧｧ)無理無理無理！！！////」

美咲「(反応が乙女！！めちゃくちゃ可愛い！！)」

今までお兄ちゃん呼びだったのにいきなり名前呼びとか無理だから！！

美咲「でもカネキさんも名前で呼んで欲しいんじゃないの？」

A「え？……そうなのかな？」

美咲「そりゃそうでしょ！」

名前呼びか……