三十八訓 ページ41
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そのコルクが当たったのが長谷川のグラサンだった
神楽「よこせよ、グラサン」
長谷川「いや、違……!狙うのは景品……」
サングラスを拾いながら言う長谷川だが
別の場所からまたコルクが発砲され今度は腕時計がパリンと音を立てた
その犯人は神楽ではなく、いつの間にか隣に居た沖田だった
沖田「腕時計ゲーッツ」
そこから二人の対決が始まった
交互に長谷川の私物にどんどん当てていく
その光景をAは説明を受けた射的のやり方と違うからつい隣にいる新八に「こういうやり方もあるの?」と聞いてしまった
新八はすぐに「違うから、Aちゃんはちゃんと正しいやり方で射的しようね」と言う
A「(てかこの人、堂々とサボってやがる)」
まぁ、そろそろ父上様の所に行こうと思ってたし、丁度良かった、連れて行ってもらおう
そう思い、沖田に声を掛けようとした所で……
______パァンッッ!!
空に綺麗な花火が上がった
って、見とれてる場合じゃなかった
これ以上父上様をお待たせするのは申し訳ない
総悟様と神楽の対決もまだ続いてるし……
しょうがない、一人で行くか
A「新兄、私ちょっと行くところがあるから行くね」
新八「あっ!うん!大丈夫だけど一人で平気?」
A「うん!大丈夫!」
広場にある矢倉に居ると事前に聞いているのでAは「それじゃ、また」と言い
新八達と別れ歩き出す
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一方その頃、銀時も打ち上がった花火を見ていると……
高杉「やっぱり祭りは派手じゃねーとな」
銀時「!!」
10年振りに聞く懐かしい声に驚くがすぐに銀時は木刀を抜こうとする
がその前に後ろに居た高杉に刃を向けられた
高杉「動くなよ
クク、白夜叉ともあろうものが後ろをとられるとはなァ
銀時ィ、テメェ弱くなったか?」
銀時「…なんでテメーがこんな所にいんだ」
そう言いながら銀時はAと出会ったときの事を思い出す
あの子もまた高杉と同じよう事を銀時にしたからだ
銀時「(……何で親子揃って俺の後ろを狙うのかねェ?)」
高杉「いいから黙ってみとけよ。すこぶる楽しい見せものが始まるぜ」
その言葉と同時に広場の方から爆音が聞こえた
その騒ぎに客は一斉に逃げ出す
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みゆき(プロフ) - 来良さん» 返信が遅くなりごめんなさい!😣💦💦ありがとうございます!!私も早く三人と再会させたいです!!!笑笑 (2022年1月5日 23時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
来良 - この作品めっちゃ好きです…!早く高杉さんやヅラや辰馬さんに再会するとこをみたい…!お身体に気をつけて、これからも頑張ってください!応援してます! (2022年1月3日 21時) (レス) @page15 id: 1123250b94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2021年5月21日 17時