三十訓〜そよ姫家出編〜 ページ33
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A「そよが居なくなった!!? 」
万事屋に行こうと支度をしていると慌てて近藤様と土方様が私の部屋に入ってきた
そして二人からそよが城のどこにも居らず、真選組にそよの捜索命令が下されたことを聞く
A「私も一緒に探します!!」
近藤「いいのかい?」
A「勿論です!
そよがなんの理由もなくこんな事をするはずがありません!!
もし、私のせいでそよが城から抜け出さないと
いけないような事態があって、抜け出したのなら……」
不安な顔をするAに土方はポンと優しく頭を撫でる
土方「その抜け出した原因を知るためにもそよ姫様を早く見つけねェとな
俺たちが見つけてもお前が居ればそよ姫様は安心して来てくれるはずだ
その後にたっぷり抜け出した理由をそよ姫様から聞きゃあいい」
A「土方様……そうですね!急ぎましょう!」
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それから暫く真選組とAは江戸中を探し回るが
中々、そよ姫を見つけるどころか目撃情報も得られていなかった
A「そよ………」
不安になるAを近藤は必死に励ます
「そうだ!Aちゃんもこの隊服着てみる!?」とノースリーブの隊服を提案するが「え、遠慮します……」と断わった
するとこれまたノースリーブ姿の山崎が情報を入手したのか駆け足で向かってきた
近藤「どうした山崎?」
山崎「目撃情報が!どうやらそよ姫様はかぶき町に向かったようです!」
土方「かぶき町……よりによってタチの悪い………」
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一方そのそよ姫はというと神楽と一緒に色んな事をして遊んでいた
そよ「スゴイですね〜。女王サンは私より若いのに色んな事知ってるんですね」
神楽「まーね」
そよ「女王サンはいいですね、自由で
私城からほとんど出たことないから友達いないし
外の事なんて何にも分からない」
「でも、前まではそれでも良いって思ってたんです」とそよは胸の内を語り始める
そよ「私、実は女王サンと同じくらいの年の妹がいるんです
正確な関係は叔母と姪なんですが
どちらかというと姉妹のように一緒に育ってきたんですよ」
神楽「 ……」
神楽は薄々感じていた
そよはAの家族なのではないか?と
なんとなくだったがAとそよの雰囲気が似ていると思ったから
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みゆき(プロフ) - 来良さん» 返信が遅くなりごめんなさい!😣💦💦ありがとうございます!!私も早く三人と再会させたいです!!!笑笑 (2022年1月5日 23時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
来良 - この作品めっちゃ好きです…!早く高杉さんやヅラや辰馬さんに再会するとこをみたい…!お身体に気をつけて、これからも頑張ってください!応援してます! (2022年1月3日 21時) (レス) @page15 id: 1123250b94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2021年5月21日 17時