君は君らしく【銀魂】【沖田総悟】

十五訓 ページ18

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神楽「お客アルか！？仕事アルか！？」



新八「えっ！！？」



女の子の方がAの存在に気付き、声を上げると青年の方も目を輝かせてAを見るが
彼女の姿を見た途端、顔が真っ青になっていく



新八「あ、あれ？？？眼鏡の度があってないのかな？？？」



神楽「新八、どうしたアルか？」



何度も自分の眼を擦る青年を見て女の子は不思議そうな顔をする



新八「いや、だって、この子は……いや、このお方は………」



A「初めまして、今日からここで働かせていただきます！東雲Aと申します！」




Aは立ち上がり、二人の前で名乗る
その名を聞いて青年は「ハァァァアアアアアア！！！！？」と悲鳴を響かせる
そしてすぐに銀時に詰め寄った



新八「ぎ、ぎぎぎぎぎぎぎ銀さん！！！ど、どどどどどどういうことですか！！？何で姫様がここに！！？働くって何！！？」



銀時「落ち着けよ、ぱっつぁん。これはあれだ、かくかくしかじかで」



新八「そんなんで分かるわけねェだろ！！！真面目に説明しろや！！！」



神楽「なるほど、偶然出会って、偶然ここで働くことになったと」



新八「今ので伝わったの！！？てかそれでも説明になってねェ！！」



A「あ、えっと、私がちゃんと説明しますね」



今までの経緯をちゃんと説明した
それを聞いた新八は驚く



新八「家出も驚きますけど

姫様と銀さんが知り合いなことが一番衝撃受けてます

てか姫様は本当に良いんですか？

この人、まともに給料払わないですよ？」



A「お金に関しては求めておりませんので大丈夫です

それに私のわがままで働かせて頂くんです

お二人も宜しければ、私を姫としてではなく

一人の従業員として私と接してくださいませんか？」



新八「え、えぇ………そ、そうは言われましても」



神楽「本人が良いって言ってるんだから気を使う必要なんてないネ！

A！私は神楽アル！

気軽に神楽って呼ぶよろし！敬語もいらないネ！」



A「うん！これから宜しくね！神楽！」

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