第佰弐拾陸話 ページ5
.
A「炭治………じゃなくて炭子お姉ちゃん」
ちょっと照れくさそうに言いながれ洗濯物を畳んでいる炭子の元に来た
炭子「A!そっちは終わったのか?」
A「うん、休憩していいよって言われたから炭子お姉ちゃんの所に来たんだ」
炭子はあのあとすぐに女将によって化粧を落としたら額の傷が見つかってしまい
女将は激怒したがAの「す、炭子お姉ちゃんの分も私が働きます!!」の言葉で何とかその場は収まった
だから主にAは客から情報を得るために見世に出ることを頑張っている
炭子は洗濯物や屋敷内を雑巾掛けしたりと雑用を積極的にこなしつつ、内側の動向を探っていた
「炭子ちゃん、ちょっとあれ運んでくれる?人手が足りてないみたいで……」
炭子「わかりました!鯉夏花魁の部屋ですね!すぐに運びます!」
A「私も手伝うよ!」
炭子「いいよ、Aは休んでてくれ」
A「私なら大丈夫だよ!それに……炭子お姉ちゃんと少しでも長く一緒に居たいから」
照れて段々声が小さくなって言ったが炭子にはちゃんと聞こえていた
「そうか!ありがとな!」と頭を撫でながら炭子は嬉しそうに笑う
「二人はとっても仲良しさんね」
炭子「はい!自慢の妹です!」
「それに二人ともよく働くわねぇ
白粉をとったら額に傷があったもんだから
昨日は女将さんが烈火の如く怒っていたけど……」
炭子「はい!働かせてもらえてよかったです!」
炭子はたくさんある荷物を簡単にせっせと持ちながら歩いて行った
Aは炭子の計らいで荷物は一つしか持っていない
それがちょっと不服でふてくされた顔をしいる
炭子「確かここだったかな?」
二人が鯉夏花魁の部屋に着くと二人の女の子がしゃがみこんでヒソヒソと話していた
「"京極屋"の女将さん窓から落ちて死んじゃったんだって。怖いね、気を付けようね」
「最近は"足抜け"していなくなる姐さんも多いしね、怖いね」
炭治郎「"足抜け"って何?」
「えーーーっ!炭ちゃん知らないのぉ」
「すごい荷物だね!」
炭治郎「鯉夏花魁への贈り物だよ!」
「"足抜け"っていうのはねぇ
借金を返さずにここから逃げることだよ
見つかったらひどいんだよ」
炭治郎「そうなんだ……」
「好きな男の人と逃げれる人もいるんだけどね」
「こないだだって須磨花魁が……」
「「!」」
A「(須磨って……!)」
炭治郎「(宇随さんの奥さんだ……)」
539人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - メア様推しの人さん» ありがとうございます!!すぐ直します!!! (6月4日 15時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
メア様推しの人 - クナイがクイナになってますよ!多分148話くらいの所 (6月4日 13時) (レス) @page26 id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 愛っちさん» 大変長らくお待たせ致しました😅🙇むいくんと蜜璃ちゃんは月雪ちゃんのことどう思っているんでしょうね??🤭蜜璃ちゃんは女の子同士ですからすぐに仲良くなれそうですが、炭治郎が絡むと……🤭是非続編にてお確かめ下さい♪♪ (2022年10月31日 0時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - みゆきさん» いよいよ刀鍛冶の里編ですね🥳続編楽しみに待ってます‼️無一郎と蜜璃の2人は…主人公ちゃんのことどう思っているのか 気になります🙄(ワクワク💗) (2022年10月30日 18時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - さらさん» 初めまして!ありがとうございます!!おぉ!!私も炭治郎と義勇さん推しなんです🥰🥰同志に会えて嬉しいです!😍急に更新が遅くなることがありますがこれからもよろしくお願いします!笑笑 (2022年4月3日 23時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゆき | 作成日時:2020年12月6日 21時