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第佰弐拾肆話 ページ3

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宇随「ふーー...こんなもんか」



やりきったぜとでもいうように汗を拭う動作をする宇随



その宇随の前には傑作と言える程の不細工な男の子……いや、少女三人が立っていた



満足そうにする宇随に善逸は先ほどと同じくらいの殺意がまた沸き上がってきた



Aは今別室で大奥方に化粧や着付けを頼んでいた



Aの姿を今か今かと興奮しながら善逸は部屋の中をうろうろする



そんな善逸に炭治郎は「少しは落ち着くんだ、善逸」と言うが内心炭治郎も今か今かと待ち望んでいた



「失礼します、嬢さんの身なりが整いました」



と恭しくお辞儀する老齢の女性が現れた



宇随「どうも、入れA」



A「あっ……はい……その失礼します」



おずおずと入ってきたAの姿を見て全員が目を奪われた
あの宇随でさえも美しいと思った



地味に頼むと宇随は初めに大奥方に言ってはいたがそれでもAは誰が見ても美人と称賛する程だった



三人が動けないでいると宇随が突然Aの前に行き爆弾発言をした



宇随「なぁ……A、お前四人目の嫁にくる気ねぇか?」



A「えっ!!?」



炭治郎「!!?」



善逸「はああああああああっ!!!」



Aの顎をくいっと持ち上げニヤリ顔で言う宇随



Aは顔を真っ赤にしながら「あっ……えっ……」と言葉になってない声を上げる



善逸「おまっ!!何言ってんだ筋肉野郎!!!」



善逸は怒りながらAを宇随から離そうと手を伸ばすが



A「えっ!」



善逸「!!」



炭治郎「………」



その前に炭治郎がAの手を掴み、自分の後ろに隠す
まるで宇随からAを捕られまいとするように



宇随「………」



炭治郎「俺の前で妹を口説くのはやめてください」



A「……」



善逸「炭治郎……お前……」



宇随「へぇ〜………「妹」、ね」



炭治郎「……?」



妹に対して"そんな音"はしない筈なんだけどなぁ

それなのに「妹」と言い張る所を見ると無自覚かよ

これは………



宇随「(おもしれー)」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎   
作品ジャンル:アニメ
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みゆき(プロフ) - メア様推しの人さん» ありがとうございます!!すぐ直します!!! (6月4日 15時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
メア様推しの人 - クナイがクイナになってますよ!多分148話くらいの所 (6月4日 13時) (レス) @page26 id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 愛っちさん» 大変長らくお待たせ致しました😅🙇むいくんと蜜璃ちゃんは月雪ちゃんのことどう思っているんでしょうね??🤭蜜璃ちゃんは女の子同士ですからすぐに仲良くなれそうですが、炭治郎が絡むと……🤭是非続編にてお確かめ下さい♪♪ (2022年10月31日 0時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - みゆきさん» いよいよ刀鍛冶の里編ですね🥳続編楽しみに待ってます‼️無一郎と蜜璃の2人は…主人公ちゃんのことどう思っているのか 気になります🙄(ワクワク💗) (2022年10月30日 18時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - さらさん» 初めまして!ありがとうございます!!おぉ!!私も炭治郎と義勇さん推しなんです🥰🥰同志に会えて嬉しいです!😍急に更新が遅くなることがありますがこれからもよろしくお願いします!笑笑 (2022年4月3日 23時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゆき | 作成日時:2020年12月6日 21時

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