75話 ページ31
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リヴァイはジャケットに隠し持つ拳銃の銃口をニック司祭に向けて言った
リヴァイ「お互い」
ハンジ「脅しは効かないよ、リヴァイ
もう試した。私には司祭が全うな判断力を持った人間に見えるんだ
もしかしたらだけど……彼が口を閉ざすには人類滅亡より重要な理由があるかもしれない」
ハンジは手に持っている石をじっと見つめた
リヴァイ「ハンジ……おい、クソメガネ、お前はただの石ころで遊ぶ暗い趣味なんてあったか？」
ハンジ「あぁ……そうだよ。これはただの石じゃない。女型の巨人が残した硬い皮膚の破片だ」
アルミン「ぇ……消えてない！？」
ハンジ「そう！アニが巨人化を解いて体から切り離されてもこの通り！蒸発しない……消えないんだ
もしかしたらと思ってね、壁の破片と見比べたらその模様の配列や構造までよく似ていたんだ
つまりあの壁は大型巨人が主柱になっていて
その表層は硬化した皮膚で形成されていると考えていい」
ミカサ「本当にアルミンも言ってた通り……」
アルミンはハッ!と何かに気づいて言葉を発しようとした時ハンジがバッ！とアルミンの口を塞いだ
ハンジ「待った！言わせてくれ！アルミン！
このままじゃ破壊されたウォール・ローゼを塞ぐのは困難だろう
穴を塞ぐのに適した岩でもない限りね」
A「(まさか……！)」
ハンジ「でも、もし巨人化したエレンが硬化する巨人の能力で壁の穴を塞げるのだとしたら……」
エレン「……俺で……穴を塞ぐ！？」
ハンジ「元の材質は同じはずなんだ。巨人化を解いたあとも蒸発せずに石化した巨像を残せるのなら……あるいは……」
アルミン「賭ける価値は大いにあると思います
それにそのやり方が可能ならウォール・マリアの奪還も明るいですよね
従来のやり方だと大量の資材を運ぶ必要があったから
壁外に補給地点を設けながら進むしかなかった
でも荷馬車を護送する必要がないとなるとシガンシナ区まで最速で向かえます
それを夜間に決行するのはどうでしょうか？」
ハンジ「夜に？」
アルミン「はい。巨人が動かない夜にです」
ハンジ「なるほど、少数だけなら一気にウォール・マリアまで行けるかもしれないのか。状況は絶望のどん底なのにそれでも希望はあるもんなんだね」
アルミン「えぇ、ただし全てはエレンが穴を塞げるかどうかにかかっているんですが……」
エレン「！」
ハンジ「こんなことを聞かれても困るだろうけどそれって出来そう？」
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みゆき(プロフ) - こっちんさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません！！そう言っていただけてとても嬉しいです！！！ほんと中途半端なところですよね笑笑亀さんのようにゆっくり更新になってしまいますがほとん、気長に待っててやってください(^o^;) (2021年6月28日 0時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - このお話の前作と続編を見ました。すごく面白かったです！！更新が中途半端なところで終わっていますが、続きが気になります、頑張ってください！！ (2020年7月26日 19時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 麗さん» 返信が遅くなり申し訳ありません！！もうしばらくお待ち下さい！！（土下座）必ず更新します！！！ (2020年5月26日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 完結となっていますが、もう更新はされないのでしょうか?? (2020年5月26日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗 - お話の更新されるの楽しみです (2020年5月7日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき | 作成日時：2019年6月11日 19時
