74話 ページ30
.
辺りはもうすっかり暗くなっていた
調査兵団はつい数時間前に"ウォール・ローゼが破られた"と知らせを受けた
彼らは今ウォール・ローゼに向かうために準備をしている
Aは服を着替え、頭の包帯を外し
ハンジたちを待っていた
ハンジ「A！もう動いて大丈夫なのかい？」
A「うん！」
ハンジ「そっか！てか何で髪縛ってるの！？」
A「リヴァイにやってもらったの！」
ハンジ「そんな〜！せっかくモブリットにやり方を教わったのに！！」
2人の会話をリヴァイは静かに聞いていた
だがニック司祭はAを見て驚く
ニック「(あの髪は……！？)」
4人はエレン、ミカサ、アルミンが乗っている馬車に向かった
ハンジ「お待たせ！案外準備に手間取っちゃってさ」
リヴァイ、ニック、ハンジというように奥から順番に座る
ちなみにAはハンジの膝の上にいる
アルミン「え？……あの何故ウォール教の司祭が？」
ハンジ「あぁ！ニックとは友達なんだよ！」
「ねぇー！」とハンジはニックの肩に手を回した
ハンジ「この班の編成事態よくわからないところもあるんだし！ね？リヴァイ」
リヴァイ「いや、意味はある。エルヴィンがコイツらを選んだんだからな」
「開門！！」
エルヴィン「ウォール・ローゼの状況がわからない以上、安全といえるのがエルミハ区までだ。そこで時間を稼ぐ。行くぞ！」
「「「はっ！！」」」
リヴァイ「出せ」
「はっ！」
エルヴィンの合図で一斉に動き出した調査兵団
アルミンは出た壁をじっと眺めていた
アルミン「(僕たちはずっと巨人によって巨人から守られていた)」
エレン「知っていた？壁の中に巨人がいることを、この人は知っていたんですか！？」
ハンジ「あぁ、でも……それを今までずっと黙っていた
彼は我々に同行し現状を見てもなお原則に従って
口を閉ざし続けるのか、自分の目で見て、自分に問うらしい」
エレン「いやいやいや！それは可笑しいでしょ！！
何か知っていることがあったら話してくださいよ！
人類の滅亡を防ぐ以上に重要なことなんてないでしょ！！う"っ！」
エレンは立ち上がって前のめりになりニック司祭に問うが巨人化の後遺症からかグラついてしまう
ミカサ「エレン！大人しくして。まだ巨人化の後遺症が」
リヴァイ「質問の仕方は色々ある
俺は今怪我で役立だずかもしれんがコイツ1人を見張ることくらいは出来る
くれぐれもうっかり体に穴があいちまうことがないようにしたいな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 269人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - こっちんさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません！！そう言っていただけてとても嬉しいです！！！ほんと中途半端なところですよね笑笑亀さんのようにゆっくり更新になってしまいますがほとん、気長に待っててやってください(^o^;) (2021年6月28日 0時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - このお話の前作と続編を見ました。すごく面白かったです！！更新が中途半端なところで終わっていますが、続きが気になります、頑張ってください！！ (2020年7月26日 19時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 麗さん» 返信が遅くなり申し訳ありません！！もうしばらくお待ち下さい！！（土下座）必ず更新します！！！ (2020年5月26日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 完結となっていますが、もう更新はされないのでしょうか?? (2020年5月26日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗 - お話の更新されるの楽しみです (2020年5月7日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆき | 作成日時：2019年6月11日 19時
