63話 ページ17
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それがわかったリヴァイは一気に肩の力が抜けた
リヴァイ「待たせちまって……悪かった……」
ギュッとAを抱き締めるリヴァイ
腕の中にいるAはぐったりしたままで目を開ける様子はない
けどそれでも生きててくれた
お前を失わずにすんだ
それだけで今は………
リヴァイ「帰るぞ、A……エルヴィンもお前を心配していたからな。早く目覚まして面見せてやれ」
リヴァイはAを抱え、今度こそ一緒にエルヴィン達がいる本隊と合流するために立体起動で宙を舞う
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巨人のいない広い野原に調査兵団はいた
荷馬車で眠るAとエレンを見つめるミカサ
そのすぐそばには戦死した兵士たちの亡骸
手には歯の痕がついたものがいくつかあった
ジャン「こればっかりは慣れねぇな」
アルミン「誰だってそうだよ」
ジャン「仲間がどんな風に死ぬのか、自分がどう死ぬのか、そんなことばかり考えちまう」
亡骸を見ながらジャンが言う
アルミン「僕は考えないようにしてるんだ。自分の最後なんて想像したら多分戦えなくなるから」
ジャン「そうだな……お前の言う通りだ」
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コニー「いつまで生きてられっかな」
サシャ「取り敢えずは生き延びたじゃないですか……」
自分の馬に餌を与えながら背中合わせに喋るコニーとサシャ
コニー「取り敢えずはな……」
サシャ「良かったじゃないですか。生きてるんですから」
コニー「死んだ奴らの遺体に向かってそう言えるか？」
辛い顔をしながら何も言わないサシャ
コニー「もう国には帰れねぇかもしれねぇな……」
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回収できるだけの亡骸を回収した彼らは壁内へ向けて馬を走らせる
しかし仲間の亡骸を回収したいが為に森に戻った兵士が巨人を連れてきてしまった
木も建物もない平地では立体起動を思うように動かせない
リヴァイ「思うように戦えないな」
エルヴィン「壁まで逃げ切る方が早い」
後ろから追って来る巨人を倒したところでキリがない
「俺がアイツの後ろに回る！ひとまず気を反らしてその隙にお前が……！」
リヴァイ「やめておけ。それより遺体を捨てろ、追い付かれる」
「し、しかし！」
リヴァイ「遺体を持ち帰らなかった連中は過去に5万といる。ソイツらだけが特別なわけじゃない……」
「やるんですか！？ホントにやるんですか！？」
1人の兵士が迷っている間にも巨人は迫ってくる
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みゆき(プロフ) - こっちんさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません！！そう言っていただけてとても嬉しいです！！！ほんと中途半端なところですよね笑笑亀さんのようにゆっくり更新になってしまいますがほとん、気長に待っててやってください(^o^;) (2021年6月28日 0時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - このお話の前作と続編を見ました。すごく面白かったです！！更新が中途半端なところで終わっていますが、続きが気になります、頑張ってください！！ (2020年7月26日 19時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 麗さん» 返信が遅くなり申し訳ありません！！もうしばらくお待ち下さい！！（土下座）必ず更新します！！！ (2020年5月26日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 完結となっていますが、もう更新はされないのでしょうか?? (2020年5月26日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗 - お話の更新されるの楽しみです (2020年5月7日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき | 作成日時：2019年6月11日 19時
