60話 ページ14
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そのままAは回転しながら女型の手を削ぐと右目だけに狙いを定めた
ザシュッと右目の視力を奪うことができ
そのときAは女型と目が合った気がした
女型はAの姿を見ると目を見開いたがそれも一瞬のことだった
女型はまたうなじを手で守る
A「(次は左目！！そのあとに両足を削って体勢を崩させる！！)」
アンカーを放ったがそのアンカーは女型に刺さることなく女型に掴まれた
A「ッ………！！」
けどAは加速しそのまま手を切り刻もうとしたが女型がいきなり腕を振り下ろした
振り下ろされたAは強風で吹き飛ばされ体勢を崩す
地面に落ちる寸前でガスを吹き出し少しでも落下の威力を下げる
それでも叩きつけられた身体は何度も回転をしてうつぶせ状態でようやく止まった
A「ぅッ…〜……！！」
はじめの時に頭を勢いよくぶつけてしまい血が流れてくる
全身の激痛で身動きが取れないAにドシン……ドシン……と足音が近づいて来た
女型はうつぶせに倒れているAに手を伸ばす
そのとき自分にも死がくることを悟った
A「(このまま……死ねば……みんなの元に……)」
髪からうっすら見える女型を見ながら思うA
女型の手がAを掴もうとしたその時"あの光"が見えた
鮮明な光と共に雷鳴のような音が鳴り響き
そしてドンッ！！と何かと何かがぶつかり合う音がした
A「エ、レン………っ！！」
それは巨人化したエレンが女型に飛び掛かる姿だった
エレンはそのまま勢いで女型と共に地面へと倒れ込む
エレン「(俺が………選択を間違えた！)」
押さえ付けた女型に向かって怒りのまま拳を振り上げるエレン
ｶﾞﾝｯ!!
だが振り下ろした拳は避けられ地面へと叩きつけられた
地面から手を引き上げるとその手は粉々になっていた
エレン「(Aっ！！)」
チラッとエレンがAを見ると先ほどまで開いていた目は固く閉じられていた
エレン「っ！！」
死んでしまったのか、それとも気絶したのか
エレンには確かめる術はなかった
頭に過るのは"死"
エレンは必死にその考えを振り払おうとした
大丈夫だ……絶対にAはまだ生きてるッ！！
そう自分に問いかけながら目の前の女型にまた無我夢中で殴りかかった
女型はそれを幾度なく避けるが足が絡まったのかよろけて転けた
そのまま押し倒し顔面めがけて拳を振り下ろしたがまたもや避けられ拳は地面に直撃した
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みゆき(プロフ) - こっちんさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません！！そう言っていただけてとても嬉しいです！！！ほんと中途半端なところですよね笑笑亀さんのようにゆっくり更新になってしまいますがほとん、気長に待っててやってください(^o^;) (2021年6月28日 0時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - このお話の前作と続編を見ました。すごく面白かったです！！更新が中途半端なところで終わっていますが、続きが気になります、頑張ってください！！ (2020年7月26日 19時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 麗さん» 返信が遅くなり申し訳ありません！！もうしばらくお待ち下さい！！（土下座）必ず更新します！！！ (2020年5月26日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 完結となっていますが、もう更新はされないのでしょうか?? (2020年5月26日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗 - お話の更新されるの楽しみです (2020年5月7日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき | 作成日時：2019年6月11日 19時
