馳天馬 あなたが好きです 。

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午前中の授業を終えやっとご飯の時間だ。


「やっと…やっとご飯が食べれる...」


音「Aはいつもこの時間が楽しみだもんね
(笑)」


「至福の時間♡」


なんて音と他愛のない話をしていると、

どこからとなく晴が現れた。


晴「おい、A、俺様と江戸川の時間を邪魔するな」


めちゃめちゃなことゆう晴。

いつものことなんだけどね…(笑)

晴はわたしと音が一緒にご飯を食べることに嫉妬しているらしい。

ほんとに音は大切にされてるんだね。

ちょっと羨ましいなあ。


「はいはい。ごめんね〜。」


と、いって今日は晴に譲ってあげる。

晴「今日はやけに素直じゃねぇか。気持ち悪いぞ。」


こいつの口を縫ってやろうかとも思ったけど、

今日は譲る理由は決まっている。

いつもいつも一緒にいられない2人だから、

たまには2人の時間も作ってあげなきゃね。



「それ以上ゆうと口聞けなくするよ？」


「あ。今日放課後音と愛莉とスイーツだから♡」


「音と一緒に帰れないね。ご、め、ん、ね、？」


嫌味たらしく晴に耳元でささやいてその場を後にする。

向こうから晴の悔しそうな叫びが聞こえるけど、

お昼休み譲ってやったんだから。

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