遊び（別視点） ページ17
side．sl
今日はFischer'sのメンバーとショッピングモールに遊びに行く。
いつもよりずっと早い時間に待ち合わせ場所に着いたのは俺だけじゃなくて、思わず笑った。
皆早いね、なんて笑って来たAも充分早くて、集合5分前には着いていた。
手始めに、ゲーセン。
Aとダーマがレースゲームをしてる間、俺らは適当に動く。
太鼓のリズムゲームを終えてAの方を見ると、どうやら負けたらしく、拗ねている。
『子供かよ…。』
でも、そんなAが愛らしいのだから、俺達も相当だ。
俺達がAの元へ向かうと、焦ったのか勢いよくアイスを頬張って頭を痛めていた。
ここで、ザカオとぺけたんが服を見たいと言って、自由行動の時間になった。
Aはスポーツショップに行くと言っていたから、俺も着いて行こうと思ったらダーマに呼び止められた。
『何だよ？』
ダーマ「ゲームとは言えAに甲羅ぶつけたとか許されないから吊りたいんだけど何処が適所か知らね？」
『Aは気にしてなさそうだから吊るな。』
このままだと本気で吊りそうなダーマを引き止める。
そうなるとあの日Aが星に叫んだ願い事が叶えられなくなってしまうから。
「皆一緒！」
そんな事、星に願わずとも叶えてやれるのに。
俺達は離れるつもりなんて毛頭ないのに。
それよりも、気になるな…。
Aを道行く人間がちらちらと見ていくのがどうも気に食わない。
ああ、消してしまいたい。
思わず滲んだ鉄の味に、自身が苛立っている事に気付いた。
Aに会おう。そうすれば苛立ちは収まる。
途中で同じ事を思っていたモトキと逆ナンを躱し(無視し)ながら待ち合わせ場所に向かった。
『お、マサイ早くね？』
マサイ「目当てのもん無かったわ。」
モトキ「逆ナン大丈夫だった？」
マサイ「逆ナン？…あ、もしかしてさっきの逆ナンだったのかな。」
『アウトオブ眼中極まれりって感じだな。』
続々と合流してきたメンバーと、ファストフード店に入って、昼食。
8人ともなれば席は離れてしまうけど、Aを囲む形は変わらない。
Aを守るのと、俺達の安定の為。
ちょっと離れた席からAを見ると、ハンバーガーのソースが口の端についていた。
お茶目な所もまた魅力的なんだよな…
不意に、Aを愛する会のグループ通知が鳴り、確認するとさっきのAの写真が投稿されていた。
とりあえず、ンダホナイス。
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レイ(プロフ) - こーゆーのまじで好きです…。やばい。みんなのヤンデレほんとに好き…最高でした…!!!もしも続きがあれば楽しみにしてます！別作も頑張ってください！応援してます！ (2020年4月11日 18時) (
レス) id: 9045735352 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - どんどん怖くなってゆく、、、、、まぁ好きな人に殺されるなら本望かな？ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 9f2d1964ce (このIDを非表示/違反報告)
Kako(プロフ) - 狂気の歯車は止まらないってわけですね…。 (2018年10月25日 18時) (レス) id: d79f67c83a (このIDを非表示/違反報告)
伊達。(プロフ) - りょうさん» 最後までご閲覧頂きありがとうございました！ラストとの落差すごいなって自分でも思ってたんですけど、楽しんで頂き何よりです！ (2018年10月13日 17時) (レス) id: fe0d9e5760 (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 完結おめでとうございますー！もう、ヤンデレ具合が最高でした！ラストはちょっとドキドキして...とにかく面白かったです！これからも頑張ってください！ (2018年10月13日 11時) (レス) id: 60a3c2e8e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊達。 | 作成日時：2018年9月16日 14時
