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#31 ページ31
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翌日、彼は学校に来た。
景「よー皆ー!おひさ」
『長尾ー!』
『なんで休んでたんだよー』
彼は皆が話し掛けて来るのをきちんと対応し、僕の隣の席に鞄を置いた。
長尾「よっ弦月」
「あ....お、おはよう」
長尾「ん?どしたー?」
「いや......なんでもないよ」
彼の態度を見る限り、昨日の出来事は知らなさそうだ。
「なんで休んでたの?」
長尾「ん?......あー、それはだな.....」
一瞬、目を逸らした景くんは、少し考えるような顔をしていた。
長尾「ね........熱が出てさ〜!ホント大変だった!」
「そっか......大変だった、ね」
景くんの嘘つき。
でも、景くんの嘘はきっと優しい嘘だと分かってるよ
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作者名:ハルカ【遼花】 | 作成日時:2022年11月19日 17時