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翌日、彼は学校に来た。


景「よー皆ー!おひさ」


『長尾ー!』


『なんで休んでたんだよー』


彼は皆が話し掛けて来るのをきちんと対応し、僕の隣の席に鞄を置いた。


長尾「よっ弦月」


「あ....お、おはよう」


長尾「ん?どしたー?」


「いや......なんでもないよ」



彼の態度を見る限り、昨日の出来事は知らなさそうだ。


「なんで休んでたの?」


長尾「ん?......あー、それはだな.....」


一瞬、目を逸らした景くんは、少し考えるような顔をしていた。


長尾「ね........熱が出てさ〜!ホント大変だった!」


「そっか......大変だった、ね」



景くんの嘘つき。



でも、景くんの嘘はきっと優しい嘘だと分かってるよ

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作者名:ハルカ【遼花】 | 作成日時:2022年11月19日 17時

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