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#28 ページ28

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それから時が過ぎ新学期。


「ふわ………眠すぎる……」


僕はいつも通り学校に向かった。



『弦月くんおはよー』



「おはよう」



『宿題やったか弦月』



「やってるに決まってるじゃん」



何か、おかしい。


僕の中で、埋まらない1ピースがあった。



______景くん。



そう。
彼がこの教室に居ないのだ。


また屋上とか行ってるんじゃ、と思って隣の席を見たけど、荷物すらなかった。


この騒がしい空間に、景くんだけが混ざっていなかった。



晴くんなら……!


そう思い晴くんのクラスに行った。


「長尾が、居ない?なんで」


「分かんない。何かあったのかな……」



「弦月………」


「アイツなら、きっと大丈夫だって!」


晴くんは励ますように僕に行った。


「もしかしたら、宿題が終わってなくてサボってるかもだろ?」


「確かに………?」


「だから、心配しなくて良いんだよ!」


「そう、だよね!ありがと晴くん」


そうして僕は自分の教室に戻った。



















しかし景くんは一週間しても、学校に来ることは無かった。

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作者名:ハルカ【遼花】 | 作成日時:2022年11月19日 17時

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