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「……」


Aは暗い廊下の中セベク達に見つからぬよう1人歩いていた


暗くて彼女の顔はよくわからなかった


「……」


Aは廊下から満月を見上げる


月明かりに照らされる彼女の顔は何処か嬉しそうで、悲しそうで______


ーーーーーーーーーー


〜孤独のセカイ〜


ーーチリン…


ーーチリン…


ミク「……」


ミクは冷たい床に座り、1人高い空を見上げていた


そしてミクは静かに口を開く


ミク「……音が、聞こえる」


そう言ってミクは目を細めた


ミク「嬉しそうで、悲しそうで…苦しそうなそんな音…
 それに……」


ミクは静かに目を閉じ耳を澄ませる


パキッ…


何かが割れる音がした


ミクは目をあけて口を開く


ミク「___________」




ーーーーーーーーーーー


Aは月から目を離しまた歩き始めた


前を歩くAの後ろ姿は何処か悲しそうだった





ーーーーーーーーーー


ミク「…お願い…」




ーーーーーーーーーー


ユウ「?」


人の声がしてユウは足を止める


だが辺りを見渡すもその場に誰もいなかった


グリム「どうしたんだゾ?子分?」


ユウ「いや、今どっかで聞いたことのある声がしたような…」


グリム「そうか?俺様には何も聞こえなかったゾ?」


ユウ「そっ…か。」


気のせいか。とユウはまた歩き始めた





ーーーーーーーーー


ミク「お願い…。早くあの子の、“本当の想い”を見つけてあげて…」


ミク「あの子が、壊れてしまう前に…」





.





.




ミク「本当の人 形(マリオネット)になってしまう前に…」


ミクの声は虚しくもセカイの空に消えて行った







____NEXT→「真紅の暴君」編

この小説の続きへ→←終曲プロローグ!



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ユノン - 面白い続きが気になる (2022年1月6日 17時) (レス) @page32 id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます!最近更新するのがめんどくさくなってきてこの作品も終わりにしようと思っていたのですが花さんのコメントを見てまた書いてみようと思いました!待っていてくれてありがとうございます(*^^*)ご期待に応えられるよう頑張ります! (2021年12月17日 21時) (レス) id: aaf892026f (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして花と申します。こちらの小説を拝読させて頂き、とても面白かったのでコメントしました。今後の主人公ちゃんの行く末がとても気になりました。もし良ければ、新しい話を書いて頂けれたらとても嬉しいです。更新の方首を長くしてお待ちしています。 (2021年11月14日 15時) (レス) @page19 id: 425f5620de (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 面白かったです (2021年9月26日 15時) (レス) @page19 id: 8c35d92784 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 更新頑張ってください!とっても好きです (2021年9月12日 12時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくらもちだいふく | 作成日時:2021年9月5日 21時

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