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5話 ページ6

「わあっ!?」

コ「Aさん!!」



爆発の影響で私は道路の方へと吹き飛ばされてしまう

目の前で車のクラクションが聞こえてくるという事は車が私の方へときているということだろう

私は死を覚悟してギュッと目を瞑った



「(ごめん、零くん…っ)」


すると誰かが私を守るように抱きかかえ転がっていく

目を開ければそこにはおじさんがいた

しかし、対向車線には大型トラックがいた


おじさんはせめて私だけでもと私の頭を自身の胸元へと強く押し付ける

次の瞬間ドンっと鈍い音がした

嫌な予感がして冷や汗が出る


私はおじさんから離れて体を揺さぶった


「おじさんっ、おじさん!お願い起きて!」


いくら揺さぶってもおじさんが起きることはない

それどころか血を流している様だ

その姿を見て亡くなった彼らを思い出してしまう



コ「Aさん!大丈夫!?」

「わ、私は大丈夫だけど、おじさんが…っ」


コナン君は血を流すおじさんを見て蘭さんに救急車を呼ぶようにいう

その後、救急車が来てもおじさんが目を覚ますことはなかった

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作者名:さくらもちだいふく | 作成日時:2023年1月3日 22時

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