〔３〕Re；ボーイッシュな美少女はE組で頑張るA級隊員でした[ワートリ&暗殺教室]

第102話 ページ24

予想した通り、迅さんはC級のランク戦ブースにいた


剣「迅さん」


迅「お、どした？」


剣「とぼけないでください」

「どうせ視えてたんでしょ？」


迅「ははは……」


剣「もし見えてたなら」


「このあと何が言いたいのかもわかりますよね」


迅「……未来視はそこまではみえないよ」



剣「……迅さん」

「僕と勝負してください」


迅「……」


剣「ね、視えてたでしょ？」


迅「……ばれたか〜」


剣「10本勝負で」

「勝った方が負けた方に何でも言うこと聞かせられるってのはどうでしょう？」


迅「何が目的だ？」


剣「……迅さんが珍しく素直じゃないので」

「何で今回だけ自分の気持ちに嘘つくかな〜」


迅「俺は勝つよ」

「サイドエフェクトがそう言ってる」


剣「あいにく、分が悪い賭けは嫌いじゃないんで」


ブースに入った

C「おい見ろよ！」

「迅さんと入江隊の人が戦るみたいだぞ！」



……名前覚えられてないのね


［ランク戦 スタート］



ブザーと共に飛び出した


剣「メテオラ」


迷わず、メテオラを撃つ


当然のように避けられる



やれやれ


読み違いを狙うしか無いのか……


僕はスコーピオンを握り、前に出た

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