28.ド正論説教 ページ30
治side
『おけ!ほんなら3合くらい炊くわっ
中入ってください』
治「え、今から炊くん?」
『おんっどっちみち治くん居るから炊かな笑』
治「いやええで大変やろ?」
『全然!慣れとるし!圧力鍋あるからすぐ炊けるでっ!
お腹いっぱい食べて帰りっ!部活して皆さんクタクタやろ
サービスしますんでっ!!』
めちゃくちゃニコニコ笑顔で厨房に行ってもうた。
『おとん!男バレ6人のお客さんきたで!!』
透き通った声はこっちにまでよう届いとる。
店の手伝いしてる時が1番元気なんちゃうか?
ア「ええ子やのは何となく分かっとったけど
めちゃくちゃ愛嬌あるなぁ、あの子」
銀「しかもあれ営業スマイスやなくて素なんですよ
クラスでもあんなんです」
ア「なるほどなぁ〜治が惚れるわけやなぁ」
侑「アランくん声でかいで!!本人に聞こえてまうっ!」
治「お前の声が1番でかいわッ」
__________バシンッ、!!
マジで本人に聞こえてもおかしない声量やったから
本気でツムの頭をぶち叩いた。
侑「何すんねんクソサムっ!!」
この時の俺らは北さんが居ることをすっかり忘れていた。
北「おいお前ら。店で兄弟喧嘩すな。
周りの皆さんの迷惑なるやろ
あとバレーのジャージ着てんねん
どこの高校かバレてんねんからちゃんとせえ
みっともないやろ」
ド正論カマされて片割れを睨みながら
ふつふつと混み上がる怒りを収める。
『ふはっ叱られとる笑
何悪いことしたん?』
水を人数分持ってきたこの子は、
自分の話されとったなんて思ってへんやろうな。
1051人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
muhe(プロフ) - 蒼さん» ありがとうございます!引き続き楽しんで頂けるように頑張ります! (11月17日 23時) (レス) id: d22ab8e63a (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 面白すぎて一気に読んじゃいました!続き楽しみに待ってます! (11月17日 16時) (レス) @page39 id: c54129e986 (このIDを非表示/違反報告)
muhe(プロフ) - 詠美音さん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (11月13日 9時) (レス) id: d22ab8e63a (このIDを非表示/違反報告)
muhe(プロフ) - チハルさん» ありがとうございます!引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです! (11月13日 9時) (レス) id: d22ab8e63a (このIDを非表示/違反報告)
muhe(プロフ) - もももさん» ありがとうございます!更新頻度ムラありますがお待ち頂けると助かります! (11月13日 9時) (レス) id: d22ab8e63a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:muhe | 作成日時:2023年10月27日 22時