占いツクール
検索窓
今日:69 hit、昨日:1,253 hit、合計:653,444 hit

loveharassment_13 ページ13









『へ?』







その言葉に疑問を抱く。






すると紫耀くんは俯いて遠慮がちに微笑んだ。








紫「俺は知ってたで?Aちゃんがこの電車使ってんの」







チラッと目だけをこちらに向ける紫耀くん。







それが不覚にもドキッとする材料なわけで、、








紫「なんなら毎日、Aちゃんの事見てたから」








そんな事を言われたらこっちだってそれなりに動揺してしまう。







確かに私はいつも、同じ時刻の同じ車両、同じ場所に座っているけども、、








『毎日って』







私は全くその存在に気付けていなかった。







本から始まった彼との関わり方も







本当はこんなに身近でこんなに前からきっかけがあったんだと思うと少し自分の疎さに頭が眩んだ。








だけどその反応に勘違いをさせてしまったのか、紫耀くんは弁解するかのように急に焦り始めた。








紫「ごめんッ、俺めっちゃストーカーみたいで気持ち悪いよな、っ」







全然そんな事思ってないのに。







気を使ってかキョロキョロ目を合わせてくれない彼に面白い人だなぁ、と。








『そんな事ないよ?』







心の底からその言葉を口にする。








紫「ほんま?」






『うん』







コクコク首を縦に振れば彼の強ばった表情も一瞬にして力をなくした。







ホッとしたのか、ふわりと微笑んだ彼がとても柔らかい。







こんな表情もするんだぁ、と少々いやかなり見惚れていたのだが・・







−−−−ガタンっ、。






電車が大きく揺れ、吊り革を掴んでいた紫耀くんは、ドア側にもたれ掛かっていた私の方によろめいてきた。






そのまま距離が急に近くなり・・・






−−−−ドンっ、。






逃げ場のないこの究極な状況に頭が働くのを放棄する。





自分の顔の真横に置かれた彼の腕。






手ではなく腕を窓にあてて支えているからか、彼の体とは微かに何度も触れていた。






ドクンドクンと慣れない心臓の音に上がってくる体温。







この音がどうか彼に聞こえてませんように・・そう思いながら息を潜める。






なのに、






紫「あっ・・ごめん、壁ドンしちゃった、っ」







パッと離れた紫耀くんは少し恥ずかしそうにしていて、、





こんなに意識して、勝手に惚れてしまっているのは私だけ。







それを知るとやっぱり恋愛向いてないなぁ、と。







きっといつになっても相手が見つからない気がした。

loveharassment_14→←loveharassment_12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (876 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3399人がお気に入り
設定キーワード:永瀬廉 , 平野紫耀 , 高橋海人   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

れんれん大好き小学6年生 - やばかったです。きゅんきゅんしました。心臓やばかったです。 (1月13日 0時) (レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - 面白かったです!題名とストーリーがとても合っていて…(*´`)次作も楽しみにしてます! (10月9日 19時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 完結おめでとうございます。拗らせ過ぎてる廉くん可愛かった…私にも小中学の時にこうゆう男子がいて…好きとは言われてないけど、今思うと私の事好きだったのか?なぁんて思い出したり笑 面白かったです。 (10月9日 3時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
#かのん(プロフ) - パストアンドのほうも更新待ってます! (9月20日 23時) (携帯から) (レス) id: f71de401a4 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 私、むへさんの小説が大好きです!特に廉くんが好きなので、ラブハラは嬉しすぎます!これからも頑張ってください! (9月5日 20時) (レス) id: 9bfda2b59c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:muhe | 作成日時:2018年9月4日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。