loveharassment_24 ページ24
･
廉くんは今日も図書委員の仕事をせずに帰っちゃうのかな、？なんて。
一人で黙々とやれば簡単に終わることなのに、、
なんであの厄介な彼を求めてしまっているのか。
−−−−ガラガラガラッ、。
静かな図書室に響いた引き戸の音。
それに少しの期待をのせる。
そっちに顔を向ければ
廉「まじだるい」
相変わらず機嫌の悪い彼がたっていた。
何も良い事なんて起きるはずがないのに、、
ちょっと高鳴る私の心臓、。
本当に安心したし、すごく嬉しかったのにそれを言葉にはできなくて･･
『今日は来たんだね』
貸し出しカードに目を戻しながらそんな素っ気ない事しか言えない。
これだから彼だって私に冷たく接するのだと･･何故か自虐的に自分を責めてしまう。
チラッと彼を見ればガッツリ私の方を見ていて･･
廉「お前、紫耀に告られたからってあんま調子のんなよ」
『別にのってないんだけど』
なんで彼がそれを知っているのか･･
ちょっと疑問を抱いたけど、でもそれはきっと、紫耀くんが自分から言ったからだろう、。
案の定、
廉「紫耀に宣戦布告された」
宣戦布告されたって、･･一体どういう事だろう、。
変に考えてしまう自分、。
言葉に詰まって黙りこくっていれば、、
廉｢なぁ･･どうするん？」
『え？』
廉「やから、返事･･」
それは余りにも突然で、、
ずっと悩んでたはずなのに、彼の前だと余計に分からなくなる。
『どうって･･なんて言うか』
ハッキリしない自分に廉くんは気難しい表情をした。
廉「まさかあの紫耀を振るつもりなん？」
そう言われると自分の出そうとしている答えがなんなのかハッキリしてくる。
『だってそんなに紫耀君のこと知らないし･･』
それは事実だ。
実際関わってみてとてもいい人なのは知ったけど、
まだまだ私たちの関係は浅い。
軽はずみな考えは紫耀くんを傷付けると思ったのだ。
だけど廉くんは、、
廉「ほんま無いわぁ、マジでありえへん」
そんな言葉を口にする。
なのに、ずっと窓から外を見ていて彼の表情は何も分からない。
いったい何を考えてるのやら･･
『じゃ何？付き合えっていうの？』
廉「･･そうは言ってへん」
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れんれん大好き小学６年生 - やばかったです。きゅんきゅんしました。心臓やばかったです。 (2019年1月13日 0時) (
レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - 面白かったです!題名とストーリーがとても合っていて…(*´`)次作も楽しみにしてます! (2018年10月9日 19時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 完結おめでとうございます。拗らせ過ぎてる廉くん可愛かった…私にも小中学の時にこうゆう男子がいて…好きとは言われてないけど、今思うと私の事好きだったのか？なぁんて思い出したり笑 面白かったです。 (2018年10月9日 3時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 私、むへさんの小説が大好きです！特に廉くんが好きなので、ラブハラは嬉しすぎます！これからも頑張ってください！ (2018年9月5日 20時) (レス) id: 9bfda2b59c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年9月4日 12時
