唐突のお泊り ページ33
突然東雲家でお泊りをすることになったA。
蒼空「それじゃ母さんたちに伝えておくね。」
そう言い家に入る蒼空。
A「あ、荷物取ってきます！」
絵名「私の貸してあげるから問題ないよ。必要最低限だけ持ってきたほうがいいんじゃない」
準備しながら
A(小学卒業くらいまでよく泊まってたしなんともないよね？寝るところも絵名さんと同じだろうし)
そう内心では思っていたが荷物を持って出た瞬間まさかのことを絵名に言われる
絵名「寝る部屋は彰人と同じ部屋ね。」
それを聞いて思わず硬直する彰人
彰人「正気で言ってんのか姉貴」
真っ赤になりながら反論する彰人
絵名「付き合ったんだからいいんじゃないの？こういう機会作っただけ感謝しなさいよ。アンタ奥手っぽそうだし。あ、ちなみに服貸してあげなさいよね」
彰人の耳元でそう伝える絵名。
A「？あの東雲家つきましたけど…。」
東雲姉弟が何を話してるのかわからないままはてなを浮かべるA
絵名「それじゃ彰人あとはよろしくー。私夜からバイトだし」
そういい家から離れる絵名
彰人「正気かよ…。」
玄関でしゃがみこむ彰人
A「え、彰人と二人きり……？」
半分絶望した顔のA
彰人「一応家に入るか」
A「あ。うん…。」
数年ぶりの東雲家にお邪魔したこと、そして付き合った初日に泊まりとは。
A「やっぱり絵名さんって、行動力えげつないね…。付き合ったら一番に連絡してとはこの事だったのか…。」
彰人「たしかにな…。」
二人揃って絵名の行動力に思い知らされる
彰人「姉貴の部屋勝手に使わせるわけにもいかねーし俺の部屋で寝りゃいいだろ」
後頭部を軽く掻きながら言う彰人。
A「まぁたしかに。彰人の部屋でいいよ…」
恥ずかしくでうつむきながらいうA
彰人「つか飯どーすんだ。」
時間は19時回ったところご飯時の時間
A「味に保証はないけど作るよ。チャーハンでいい？」
彰人「食えりゃ何でもいい」
A「なんでもいいは困るけどｗじゃあチャーハンにするからね」
そういい台所に立ち冷蔵庫あけ材料確認したりフライパン出したりウロウロとするA
彰人(ちょこまかとうさぎみてぇ…。)
鼻で笑いながら見つめる彰人
A「何鼻で笑ってんの」
視線と鼻で笑われたのに気づくA
彰人「ちょこまかと台所動き回ってうさぎみてぇだなと」
チャーハンが楽しみで仕方ない彰人
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作者名：きさら | 作成日時：2021年5月23日 3時
