カゲロウデイズ ページ3
何度世界が眩んでも、
陽炎が哂って奪い去る。
繰りかえりて・・・もう何十年か。
もう、とっくに気づいていた。
でも、怖かった。
そして、決断した夏の日の向こう。
いつもどうり、道路に飛び込む琉兎。
それを押しのけ、飛び込んだ。
瞬間、トラックにぶち当たった。
血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱反射して・・
横には、陽炎が立っていた。
文句ありげな顔で・・・
「ふん。ざまァみろ。」
哂って見せた。
あぁ、意識が遠退く
これで、琉兎が救える・・・な?
目を覚ました布団の中。
「また、駄目だったよ・・・」
猫を抱きかかえ、泣いていた。
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セラ - ボカロめっちゃ好きです!リクでビーストインザビューティいいですか? (2017年9月23日 21時) (レス) id: 18890ec447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:* 天 南 * | 作成日時:2017年6月3日 0時