カゲロウデイズ 【坂田銀時】 ページ2
銀時side
8月15日、午後12:30くらいのこと。
天気が良くてすげーあちぃ。
仕事ねぇし公園行った先には幼馴染みで片思いのA
ブランコに座って遊んでるところが可愛い←
「あれ、銀時!」
「よ、てかまだ猫生きてたのな」
その猫は攘夷戦争が終わってからAが拾ってきた猫、
流石に凄い。
「ふふ、だって大事な家族だから。
大事にしなきゃいけないよ」
「それもそうだな」
「でも夏はキライ、暑いし」
猫を撫でながらふてぶてしく呟いた。
と思ってた。
猫が逃げ出した後を追ったA。
「まって!」
後を追いかけて飛び込んでしまったのは
真っ赤に変わった信号機。
パッっと通ったトラックが君を引きずって泣き叫ぶ
Aの血飛沫が道路に飛び散って
その色がAの香りと混ざってむせ返った
そんな俺の先には
「か、陽炎…?!」
「ちょっと違うかもね、でもまぁ正解。
まぁ、そういうことにしておいてね〜
あとこれ嘘じゃないから、目、背けないでね?」
陽炎は嘘じゃないぞって哂ってる。
「お前が望むなら、やり直させてやる。
さぁ、チャンスだぞ?」
夏の水色掻き回すような蝉の音にすべてくらんだ
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セラ - ボカロめっちゃ好きです!リクでビーストインザビューティいいですか? (2017年9月23日 21時) (レス) id: 18890ec447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:* 天 南 * | 作成日時:2017年6月3日 0時